引きこもり脱出のための参考メッセージ(No.2)

参考メッセージ(No.2)のご案内

No.4引きこもりの方へこの世の中は人間と人間の闘いだ  人生は一生闘いだ、だから精神の免疫力の「闘魂」を呼び覚ましましょう 人間を否定するのではなく、肯定しよう 苦しさの頂点に達したら、「そこが人生の最大の踏ん張りどころだ」と思ってとにかく踏ん張って耐えろ。苦しさの頂点は、成長の分岐点でもある 人生最大の強敵は己だ 最初から面(つら)の皮が厚い人間はいない あなたはあなたの考えでいい いくら立場が弱くても闘わなければならないときは闘え!! どうせ人間は死ぬ、ならば・・・・ なぜ生きるのか?  具体的な簡単な自己改善法  「どんな仕事でもいいからやってみよう!!」という前向きな気概があなたの「殻」を破り、新しい発見をもたらし、人生に窮しない  挫折や失敗はお宝だ!! これを経験しなければ成長はない このホームページの情報・観念は自分の頭でよく考えて(=自分の歯でよく噛んで咀嚼して)自分のモノにしなければあなたの血肉にならない・・・・(「言い聞かせる言葉」、「思考の確認」、「最後にあなたに贈る言葉」有ります)  引きこもりの一つのとらえ方 ⑯総括

No4. 引きこもりの方へ

① この世の中は人間と人間の闘いだ

この世の中は人間と人間の闘いなのです。武器は使用しませんが、この世の中は「人間の精神対精神、魂対魂の戦場」と言っても過言ではありません。あなたの周りを見てください。きっといろいろな個性豊かな人間が大勢いると思います。一般的にあなたにとって「苦手(にがて)な人」があなたの天敵になる可能性があります。この世の中には短気な人、すぐに怒る人、おっかない人、優しい人、すぐに頭にくる人、すぐに大きな声を出す人、喧嘩早(ぱや)い人、おっちょこちょいの人、冷静な人、欠点ばかり指摘する人、あなたを否定する人等々、切りがないくらい多種多様です。人間は個性対個性で闘っているのです。ある人が放つ個性がともするとあなたを傷つけているかもしれません。人間は意図しないのに第三者の心を傷つけている場合もあるのです。

② 人生は一生闘いだ、だから精神の免疫力の「闘魂」を呼び覚ましましょう

この世の中はいろいろな人がいます。それがこの世の中では当たり前なのです。映画でもテレビでも「正義の味方」だらけでは何も面白くありません。悪役あり。善人面(ぜんにんづら)して陰にまわれば極悪人等々いろいろな役者がいて面白いのです。この世の中はいろいろな役者がそろっているのです。人生もこのように考えると生きることが楽になります。人生が面白くなります。

この世の中は思いやりがあり心温かく、優しい人ばかりではないのです。人間が生きて行くためにはそんないろいろな人に耐えられる免疫力を付ける必要があります。人間の体と同じなのです。人間の体の中も免疫力という防衛軍がいて、体の中に入った悪玉菌をやっつけてくれます。人間も悪玉人間と善玉人間に分かれます。人の心をズタズタにするのは「悪玉人間」です。この悪玉人間と闘っていくには何が必要か、ということです。それは精神の免疫力の一つである「闘魂」という根性です。人をいじめる人間は悪玉人間です。

人間が闘うためには「闘魂」が必要です。そんな「闘魂」を呼び覚まして生きて行きましょう。「闘魂」はあなたの防衛軍です。すなわち「闘魂」はあなたの精神の免疫力です。「闘魂」がないとやられっぱなしになります。体の中の免疫力がないと悪玉菌にやられっぱなしになって病気になると同じということです。「精神対精神、魂対魂の戦場」において「闘魂」を呼び覚ますには己の内面を磨いて鍛えなければなりません。己の内面を磨いて鍛えれば自信もついてきます。

人生はいろんな人と闘っていかなければなりません。「この人は、私は嫌いだからこの人から逃げたい」ということは通用しません。そんな人間に対処する方法を自分なりに取得しなければなりません。あなたにきつく当たる人は、実は大きなストレスを抱えていて、そのストレス発散のためにあなたにきつく当たっているかもしれないのです。そんな風に考えると逆にその人がかわいそうになってくる場合もあるのです。人生とはいろいろな人が闘って織りなす一つの物語です。こんな風に考えてみませんか。そうすると少し楽に生きられます。

※短気な人はすぐに怒ったり、大声を出したり等します。しかし、意外と短気な人は何事も真剣に取り組む傾向があります。ですから、このような人に出会ったら「この人は真剣に取り組む人だ」と思ってください。そうすれば心にダメージを受けません。

※ 内面を磨いて鍛える一つの方法は武道(剣道、柔道等)教室への入門をお勧めします。武道は「自分と徹底的に向き合い、闘魂を呼び覚ましてくれるすばらしいスポーツです。(筆者経験あり。筆者は剣道三段です)。小さいお子様を礼儀等が身に着く人間教育が出来る剣道教室に入門することをお勧めします。そうすれば大人になってやられっぱなしになることはありません。

③ 人間を否定するのではなく、肯定しよう

「この世の中にはいろいろな人がいる」という考えは人間を肯定する考え方です。この考え方は多種多様な個性を肯定することにほかなりません。すなわち多様性を尊重することにつながります。そしてそのことはあなたの心を寛容へと導いてくれます。あなたにきつく等当たる人間を否定してしまうと人間関係を構築出来ません。人間関係を構築出来ないということは世の中との関わりを拒否することにつながります。そうすると多くの恵みを受け取ることが出来なくなり、孤立してしまうのです。きっとそんな寂しい人生を送りたくはないと思います。人生の出発点は、まずはどんな嫌な性格の人間でも「その人を肯定する」ことから始めましょう。そうするとそのきつく当たる人等の嫌な性格の人間の「ストロングポイント(長所)」を発見出来ます。

※人間の善性を肯定し心豊かで明るく強く優しい人間になる方法(心の太陽を獲得する一つの方法)・・・まずは人間を好きになる方向へ舵を切りましょう

人間の中には本気になって取り組んでいる問題によっては大きな声で怒鳴ったり、怒ったり、叱ったりする場合があります。怒鳴られた等した方は、これを悪く取ってしまうと深く傷つきます。人間は本気になって"真剣になればなるほど何かあったとき、腹の底から大声を出して怒鳴る生き物だ、と理解しましょう。あなたも本気になって本当に真剣に何かに取り組めば鬼になります。人間は鬼になって本物ですが、現代は周囲に気配り等の配慮をしなければならない時代なのです。ここで大事なことは「いろいろな人間がいる、すなわち人間を否定するのではなく、人間(その中の鬼も含む)を肯定することが自分の心を防衛する一つの手段でもある」ということです。このことを分かっていないと心はズタズタになります。

④ 苦しさの頂点に達したら、「そこが人生の最大の踏ん張りどころだ」と思ってとにかく踏ん張って耐えろ。苦しさの頂点は、成長の分岐点でもある

人生には乗り越えなければならない(又は突き破らなければならない)苦しい局面が必ずあります。「引きこもり」に遭遇してしまった方は今がその時です。そんな苦しい人生から逃げる、すなわち自殺は絶対にしないでください。人間は苦しさがあるから成長する生き物なのです。逃げたら成長する恩恵を受けることが出来ません。苦しさの中でも必ずその頂点というものがあります。「もう私はダメだ」というところがその頂点です。もし、その頂点に達したら「ここが人生最大の踏ん張りどころだ」と考えて踏ん張って耐え忍び、どんな方法でもいいから命をつなぐのです。例えばあなたが何らかの精神疾患を患っていたらドクターに相談して処方薬をもらってでも命をつなぎ留めましょう。考え方の限界に来て絶望に直面していたら信仰の門を叩いてでも命をつなぎ留めましょう。苦しさの頂点は、実はあなたが大きく成長出来る分岐点でもあるのです。だからその分岐点から逃避してはいけません。「苦しさの頂点は人生最大の踏ん張りどころであり、あなたの新世界を切り拓く分岐点だ」ということを頭に叩き込んでおきましょう。

※ 人間誰しも「弱い自分」と「強い自分」の両方を持っています。精根尽き果ててしまった場合、「弱い自分」が主役となります。その時にもう一方の「強い自分」を呼び覚ます方法は「なにくそ、こんなことに負けてたまるか」と自分に何回も声を出して言い聞かせることです。この声出し方法は効果があります。自殺してからでは間に合いません。自殺する前に「なにくそ、負けてたまるか」と最後に踏ん張って声を出しましょう。自分に勝つか負けるかは人生を決定します。以外と「弱い自分」の正体は「己の甘えの体質」からきている場合もあるのです。その甘えから脱出できるかは自分に勝つことによって克服出来ます。

⑤ 人生最大の強敵は己だ

あなたの敵はいったい誰ですか。同僚ですか。友達ですか。それともライバルですか。商売敵(しょうばいがたき)ですか。実は最大の強敵は己、すなわち自分です。この者は実に利口です。都合のいい「言い訳」をすぐに思いつく優れものです。また、実に嘘をつくことに巧妙です。楽な方向へと導くのに優れています。こんな優れ者があなたの強敵なのです。そんな己に勝つか負けるかは人生を決定します。自殺をほのめかすのも強敵の己です。人生はそんな者に勝利しなければなりません。「どうせこんな勉強したって最後は死ぬのだから何の意味もない。パチンコや競馬等のギャンブルをしたほうが楽しい」等とあなたにささやいて楽な道へと誘惑するかもしれません。そんな最大の誘惑者に勝利しなければならないのです。ですから「人生最大の強敵は己だ。この者に勝利しなければ人生を切り拓くことは出来ない」ということを頭に叩き込んでおきましょう。

引きこもりの壁を突き破れ

⑥ 最初から面(つら)の皮が厚い人間はいない

人間は最初から強い人間はいません。最初はみんな弱いのです。しかし、生活していく中でいろいろな人間に攻撃されて傷つきながら強い人間に徐々になっていくのです。強い人間になっていく過程では様々な葛藤を繰り返して弱い己に勝利していくのです。それを繰り返していく中で面の皮が厚くなり強い人間に成長していきます。最初から強い人間はいません。例えば剣道でも最初から強い人間はいません。最初は足の運び、竹刀の持ち方等から入ります。最初はみんな初心者です。人生も最初は初心者なのです。そんな中で挫折、失敗、苦悩等々様々なマイナスの経験を乗り越えて強くなっていくのです。ですから「引きこもり」はその過程の途中です。そのことに気付いてください。世の中道場の修行中の一つの壁が「引きこもり」だと考えてください。あなたは人生の修行者なのです。ですからその壁を乗り越える又は破ることに挑戦しなければなりません。その壁を乗り越えればあなたは面の皮も厚くなり強くなれます。その壁を乗り越えるためのあなたの「考え方の種」を発見してください。発見したらその種を心にまいて芽を出しましょう。人生はあなたの考え方次第ということなのです。あなたがすべてを握っているのです。人生丸のキャプテンはあなたです。

⑦ あなたはあなたの考えでいい

「こんな考え方をしたのでは人に笑われるかも」等と考えたことは過去にありませんか。きっと一つや二つくらいはあるのではないでしょうか。しかし、そんなことを心配する必要はありません。あなたはあなたの考えでいいのです。こんな考えでは人にバカにされるのではないか、とか思わないでください。自分の信念に従った考え方は貴重です。それがあなたなのです。人間は「自分の考え」でしか生きていけません。「考え方」があなたの支配者です。いろいろな本等は参考になるのであって、その参考にしたものの中から、あなたの中であなたの考え方に生まれ変わる、すなわち血や肉に変えたものだけがあなたの考え方になって真に身に着きます。そうした身に着いたあなたの考え方でいいのです。筆者はこのHPで「メルシーちゃん」というキャラクターをPRしています。最初は笑っていた人もいました。今もいるかもしれません。「いい年をして何だ、これは」と言った人もいました。「何だこれは宗教か」と言った人もいました。しかし、筆者は苦闘の末に最終的にこのキャラクターにたどり着いたのです。人類の希望の魂=ダイヤモンド魂=人類の心の太陽=メルシーちゃん=人類のアイデンティティに。笑われてもいいのです。筆者はこのHPで発表している通りの考え方にたどり着いたのですから。ですからあなたもあなたの考えでいいのです。「考え方」の中でも血や肉になるのも大切ですが、一番大切なものは「骨」となるものがあるかどうかです。よく「あの人は骨のある人間だ」などと言います。この時の骨は「しっかりとしたゆるぎない信念ある考え方」ということになります。何人からも攻撃されてもびくともしない考え方を持っている人ということです。これがないと骨なしの軟体生物になってしまいます。この骨のある考え方が身につけばしめたものです。

※あの人はいい人だけど、なんか足りないな、と思ったことはありませんか。そういう場合、たいがい足りないものは何かというとそれは「骨」です。いいこと(血と肉)を言うけれどなんか物足りない時は、骨がないときの場合がほとんどです。骨のある話は説得力を持ちます。たいがい説得力のない話はそこに骨がないからです。この機会に「骨」のことを自分なりに考えてみませんか。

⑧ いくら立場が弱くても闘わなければならないときは闘え!!

生活していると様々な局面に遭遇します。例えばあなたが仕事のことで何らかのあなたの不利になるようなことをでっち上げられて、あなたを今のポジションから排除しようという動きがあった場合、あなたはどうしますか。そこで闘うのはしんどいのですぐに従いますか。それともそんなことを画策している者に正々堂々と立ち向かっていきますか。要はこんな汚いことまでする者と徹底的に闘いますか、ということです。いくら自分の立場が弱くても人間は闘うときは闘わなければならないのです。人と争うことはどうも苦手だ、人と波風立てない方が良い、と言っていられない局面もあるのです。そんな局面から逃げていると逃避癖がついてしまいます。負け癖がつくのです。結果的に情けない人間になり下がってしまいます。「闘わなければならないときは毅然として闘う」という強い意志が必要です。そうすればやられっぱなしということにはなりません。

⑨ どうせ人間は死ぬ、ならば・・・・

この世は「ゴロゴロ」していても確実に時間は過ぎていきます。1秒、2秒、3秒・・・・と。スマホでゲームをしていても同じです。昼寝をしていても。何をしていても確実に時間は過ぎていきます。そして最後はどうなるか。それは「死んでしまいます」。そのことはすでに確実に100%決定していることです。あなたは生きている縄文人に会ったことはありますか? あなたは生きている平家の平清盛さんに会ったことはありますか? ないでしょう。みんな死んでいないのです。当たり前です。しかし、今、あなたは何をしていても生きています。これは事実です。それではあなたの命は何によって維持されているのでしょうか。大きく言えばそれはあなたの命を誕生させた「宇宙」によって維持されているのです。「自然」と言ってもかまいません。このあなたを誕生させた親の宇宙は今、どうなっていますか。昼寝をしているのでしょうか。スマホでゲームをしているのでしょうか。どっかに引きこもっているのでしょうか。そうではありません。

宇宙はすなわち、地球、太陽、天の川銀河のことです。ご存じのように、これらは凄まじい速さで動き回っています。地球は太陽の周りを秒速約 30km で回っています。時速に直すと約 108,000km です。そのお陰で四季があります。そして赤道上での地球自転速度は時速約 1,666km です。秒速で約 500m です。太陽は天の川銀河の中心を秒速約 218km で公転しています。これは東京都からだいたい福島市の距離です。東京都から福島市まで 1 秒で行ってしまうスピードです。時速に直すと 784,800km です。天の川銀河(直径10万光年)も回転しています。一回転するのに約 2 億 5,000 万年かかります。太陽系での天の川銀河の回転速度は秒速約 240km です。また天の川銀河は時速約 2,160,000km の速度で宇宙空間を移動しています。秒速 600km です(約2兆年後には今の銀河等の星々は見えなくなると考えられています。要するに宇宙は暗闇になるということです。宇宙の膨張速度は速くなっているのです。最後には光速を超えると予想されています)。地球は天の川銀河の田舎の隅っこにあります。

※天の川銀河の大きさは直径10万光年です。その長さを130㎞に縮小して換算した場合、太陽系の直径は2mm(ミリ)です。これでだいたい天の川銀河の大きさが推測できると思います。自分の住んでいる地点から130㎞先を想像して太陽系にあたる2mmの円の紙切れを足元に置いてみてください。そうすると天の川銀河が頭の中で一望できます。

このようにあなたの命を維持している源の親である宇宙は一秒たりとも休む暇なく超高速で大忙しなのです。休む暇なしです。この超高速で動いているお陰であなたの命は維持されています。そろそろあなたもこのことを思って人生の生き方を考えてみませんか。どうせ死ぬのは決まっているのだから、ここで一念発起して「これだけは達成して死ぬこと(何か世の中のためになること)」を見つけて頑張ってみませんか。親の宇宙のような超高速でなくても、まずはゆっくりとそろそろ始動しませんか。まずは図書館へ行ってためになる本を読んでもいいのです。まずは0(ゼロ)から1(イチ)へ。そろそろ何かに本気になることを考えてみませんか。

※ プロスキーヤ―で冒険家の三浦雄一郎氏は90歳になったらエベレスト登山に挑戦しようと準備しています(2019年現在86歳)。三浦氏は高齢になって2回エベレスト登頂に成功しています。人間にとって挑戦するのに年齢は関係ありません(なぜ人生に明確な目標が必要なのか)。今、引きこもっている高齢の方も何か自分の出来ることに一念発起してみませんか。

⑩ なぜ生きるのか?

なぜあなたは山に登るのですか? と山登りの男に誰かが質問しました。そうすると山登りの男は「そこに山があるからだ」と答えたそうです。格好のいい答えでも何でもない答えです。また意味深い答えでもありません。難しい哲学的な意味のある答えでもありません。感動するような答えでもありません。ただただ実直な答えです。要はそこに山が存在しているから登るだけだ、ということです。ただそれだけなのです。

それを「あなたはなぜ生きるのですか?」ということに当てはめてみましょう。そうするとあなたはどういう答えになりますか。筆者は「人間に生まれてきたから人間とし悔いなく生きるだけだ」となります。これを山に住んでいる熊に質問すれば「熊に生まれてきたから熊として悔いなく生きるだけだ」となります。空を飛んでいるトンビに質問すれば「トンビに生まれてきたからトンビとして悔いなく生きるだけだ」となります。アフリカに住んでいるライオンに質問すれば「ライオンに生まれてきたからライオンとして悔いなく生きるだけだ」となります。台所に住んでいるゴキブリに質問すれば「ゴキブリに生まれてきたからゴキブリとして悔いなく生きるだけだ」となるでしょう。

※「悔いなく」とは「一生懸命に」という意味です。熊さんもライオンさんもゴキブリさんも一生懸命生きています。人間も負けられないのです。

お釈迦様は人間として生まれてくる難しさを次のようなたとえで説法されました。「深い大海の中に小さな針を落として、それを後で探して見つけるようなものだ」と。ちょうどそれは現代で言うならば「高度一万メートルを飛んでいる飛行機から小さい針を地上に落としてそれを探すようなものだ」となります。このように人間として生まれてきたことは一つの「奇跡」です。当たり前ではないのです。あなたが今この地球という惑星で人間として生きていることは何を意味するのでしょうか。難しい答えではありません。その答えは「人間に生まれてきたから人間として悔いなく生きるだけだ」なのです。あなたは今「本当に人間として今これでいいのだろうか」と自問自答してみてください。そして最後に「人間として生まれてきたことに感謝します。両親に感謝します」とだけ声を出して10回叫んでください。

⑪ 具体的な簡単な自己改善法

1) 大きい額入りメルシーちゃんをお部屋に飾る(心の太陽を出現させる)。

2) 朝起きたとき「木さんありがとうございます。空気さんありがとうございます。地球さんありがとうございます。太陽さんありがとうございます。宇宙さんありがとうございます。今日一日【※・・・・】のために一生懸命頑張ります。必ずやとげます。」と声を出して言う。

3) 寝るとき「今日一日ありがとうございました」と言って寝る。

たったこれだけで良いのです。ただし文中の2)の【※・・・・】だけは自分で考えてください。どんな小さい目標でも良いのです。例えば「家族の食器を全部洗います」とか「1㎞歩きます」とか「居間を掃除します」とか「図書館から借りてきた本を3ページ読みます」でも良いのです。日替わり定食ならぬ、日替わり目標を設定してそれを実行します。ただし、目標の7割ないし8割達成すればそれでよしです。問題は毎日続けることです。これが重要です。

なぜ重要なのか? それは必ず頭の中に「今日は何々をやろう」と思いつきます。しかし、もう一人の自分が「面倒くさい、やめておこう。スマホでゲームをしていた方が楽だ」等とささやく公算が強いのです。なぜか? 心が疲れているときは実行力と決断力が弱くなるからです。そのためにそういうことになります。そのことを理解してもう一歩踏み出しましょう。「そうか、私は実行力と決断力を少しでもつけるためにこの日替わり目標を設定している。ここは踏ん張って実行してみよう」と思ってください。毎日そういうことを思って生活していけばだんだんと実行力と決断力がついてくる可能性は大きいのです。とにかく「心のリハビリ」と考えて対応してみてください。リハビリとは少しずつ前向きになって訓練することなのですから。毎日自分に勝つか負けるかの訓練をしていくうちに心は少しずつ鍛えられて「自分に勝つ方向」への道が開けます。人生の中では「弱い自分に勝つこと」すなわち「言い訳」を排除することが問題解決へのキイワードなのです。そのために毎日続けることが重要なのです。

◎ 今、引きこもりを選択して「引きこもっている方」が一番に認識しなければならないこととは?

ここから人間的、精神的に大きく成長していく本当の人生が始まるのだという認識を持つことです。引きこもりは終わりではありません。あなたが成長する始まりなのです。人間は、まずは本当の自分を知らなければどんな手を打ったらよいか分からないのです。

※「引きこもり」は一見マイナスのように見えますが、実はそうではありません。下記の複数のプラスの価値があります。

1) 今までとは違う新しい生き方に挑戦できるチャンスが与えられた。

※ 何の問題もなくスムーズに人生が進んでいる人よりも、新たなる「夢」を持つことの出来る人生を創造できる可能性があります。「普通の人生は面白くもなんともない」ということも言えるのです。面白い独自の人生を歩むことも可能になります。そうするためには下記の2)から4)までのことを実行して「己」を深く掘り下げる必要があります。そうすれば「本当の己」を発見出来ます。「本当の己」とは「自分のことを何も分かっていなかった」すなわち「無知な己」を理解するのです。そこから本当の人生は始まるのです。「私は無知だった」から始まる人生は、すべての経験や勉強等して得たモノがすべてあなたの血肉となります。
(※『無知』とは知識がないということではなく、自分を知らないこと、という意味です)

2) 自分の内面を徹底的に見つめ直す絶好のチャンスと時間が与えられた→自分は何者だ、ということを考える時間も与えられた(意外と人間は自分が何者なのか分かりません)。

3) 「人間とは何か」と「人生とは何なんだ」等のことを考える時間が与えられた。

4) 読書する時間が与えられた。

まとめ

No1.GFIT法を実践する→No2.徹底的に自分を見つめ直す→No3.真実から目をそらすのではなく、真実を直視する→No4.ダメな自分と、自分の事を何も分かっていなかった自分(=無知な自分)を発見する(本当の自分の発見)→No5.そんな自分を認める→No6.新しい人生が始まる

※ 真実から目をそらすと自分をごまかす人間になります。そうすると人とのコミュニケーションがとれなくなる可能性があります。本当の自分を発見し、それを自分で認めれば救われます。また、「今の自分がこうなったのは、何々のせいだ」と言ってその責任を他の人や、他の理由にして生きることは、益々真実から遠ざかります。

「こうなったのはすべて自分に責任がある」と認めて奮起し、人生を努力することは一つの自分の壁を破ることになります(言い訳の人生はどんどん心の借金が増えて、魂が滅びる方向へと向かいます)。 

◎魂の滅びとは?努力することは汗をかくことです。これはつらいことなのです。しかし、これを避けて生きて行くと、人生というエンジンが不完全燃焼を起こします。そうすると魂にその燃えカスのカーボンが貯まり最後にはエンジンが止まることです。

参考No1・・・苦悩のどん底の中で徹底的に己を見つめ直して「私はこの世の中で一番愚かで馬鹿な人間だ」と悟った有名なお坊さんが鎌倉時代の浄土真宗の開祖の「親鸞」です。名前を「愚禿(ぐとく)鸞又は愚禿親鸞」とそれ以後名乗りました。親鸞は徹底的に愚直に内省した結果「私は欲望の塊(かたまり)の己、すなわち煩悩に満ち満ちているどうすることも出来ない愚かな人間に過ぎない」と悟ったのです。もし、親鸞が自分をごまかして「私は仏教を勉強した偉い坊主だ」と威張った考え方になっていたら「教行信証」も「歎異抄(親鸞の弟子の唯円が親鸞の主張をまとめた書物)」も生まれていないし、浄土真宗も生まれていないということになります。すなわち阿弥陀如来様の慈悲による他力しかない人間の救いの道を切り拓けなかったということです。すべての恵みは唯一信心によって如来様からいただくという親鸞の他力本願の境地に行きつくまでの苦悩は想像を絶するものがあったに違いありません。だから人間は苦しいかもしれませんが、「本当の己」を発見する必要があるのです。すべてはそこから勉強してあなたが持っているものから新しい何かが生まれるのです。何かが生まれるということは本当の人生が始まるということです。ちまたには「成り行きに任せる」とか「何も考えないで自然に任せる」等々と出版されている本等もありますが、そういうことを主張している人は「天才肌の人」です。筆者も含めてですが「煩悩具足の凡夫・迷える子羊のグループ」は努力しなければ道は切り拓けません。だから努力することから逃げてはいけません。鎌倉時代の昔の親鸞から我々現代人が学ばなければならないのは、苦悩に対する姿勢と、自分に対して嘘をつかない姿勢です。悩みや迷いというのは誰もが持っています。そのために苦しみという人生の「壁」が出現するのです。親鸞はその「壁」に真正面から取り組みました。逃げなかったということです。その結果、新境地に到達したのです。その境地は「教行信証」という著書となっています。

参考No2・・・例えばあなたが上司から「こんどこんな資格(仕事に関係した資格)を取ったらどうだ。ちょっと勉強すれば楽に取れるよ」と何かの資格を取ることを勧められたとします。そしてあなたは資格を取ろうと少し勉強しました。そして受験しました。結果は不合格でした。そうなったときあなたは「上司に騙(だま)された。二度と受験しない。そんなことを言った上司が悪い。とんでもない上司だ」と考えるか、「自分の本当の実力が証明された。何も分かっていなかった自分が露呈された。すなわち本当の己の姿が浮き彫りになった。今後、性根を据えて一から勉強のやり直しだ。上司は本当の自分を気付かせてくれた恩人だ」と考えるか、さてあなたはどっちの考えをする人間ですか。

結論・・・あなたが大きく成長できる薬は「本当の己を知ること」なのです。このことから目をそらすのではなく、直視し奮起すれば大きく成長出来ます。そのためには己を徹底的に掘り下げる必要があります。人生は次々に「壁」が出現してくるのです。その壁を破るには「本当の己を知ること」。このことによって自分が何をしたらよいかの答えが出るのです。すなわちどういう手を打ったらよいかが分るということです。この世の中は問題(=壁=課題)が出てくればそれ対して「対策」を打って解決していきます。自分の問題も「対策」を打たなければ何も解決しません。しかし、「本当の己」を知らなければ、その対策の打ちようがないということになるのです。

※ 己を徹底的に掘り下げて行く(=見つめ直す)己の壁=課題(又は問題点)の発見その壁を破ることに挑(いど)むそのためには努力が必要(これが最大の壁となって立ちはだかる。それはなぜか、それは難儀なことから逃げたいから。すなわち難儀なことはしたくないのです。そのために巧妙な言い訳を考える天才になってしまう(酒、薬物、異性、宗教等に逃げたり、溺れたり、狂ったりする場合があります)このところをごまかすと現状から脱出できない何かに挑む心を失うということは生きる目標点を見失ってしまうということになるのですここで考えてください。人類と他の動物の違いを。それは「果敢に挑む力」を人類は持っていることです。そのことに開眼してくださいあなたは人間です。やれば出来るのですそのためには能力は必要ありません。ほんの少しの勇気があれば十分なのです

※必ず出てくるのが「能力無し論」です。これで自分を正当化するのも人間です。しかし、能力のある人間はそんなにいません。我々は「煩悩具足の凡夫・迷える子羊」です。そんな我々に能力は必要ありません。ほんの少しの勇気があればいいのです。ちょうどあなたの手前にある橋のない小川を走って飛び越えるような、ほんの少しの勇気があればいいということです。

⑫ 「どんな仕事でもいいからやってみよう!!」という前向きな気概があなたの「殻」を破り、新しい発見をもたらし、人生に窮しない

人間はきれいな仕事につきたいと普通は考えます。職安に行った人なら分ると思いますが、みんなきれいで楽な仕事をさがしています。そんな仕事はなかなかありません。職業選択の自由はもちろんありますが、困ったときは「何でもしてやろう」という心になったとき、あなたは、心の殻を破ったことになります。そうなれば仕事はたくさんあります。一般の人たちから敬遠されているような仕事でもやってみると意外と新しい発見があるものです。そしてそういう仕事は奥が深いのです。そして一生懸命にがんばっていると今まで自分の視野が狭かったことを悟ります。人間が「食べていくこと」の何たるかがきっと分ると思います。そして続けていくうちに新しいアイデアも浮かぶかもしれません。プラスの新しい出会いもあるかもしれません。「どんな仕事でもしてやろう!!」という前向きな気概があれば人生に窮することはなくなります。生活していく道が開けるのです。人生にはそういうたくましさが必要なのです。  まずは0(ゼロ)から1(イチ)へ

⑬ 挫折や失敗はお宝だ!! これを経験しなければ成長はない!!

今、引きこもっているあなたは人生の貴重な経験をしている!!

人間はなぜ挫折や失敗をするのか? その答えは「人間の中に聖人君子はいないから」です。人間は失敗もするし挫折もするのです。間違うこともあるということです。ただ、大切なことはその失敗等や、間違ったことをどのようにプラスの考え方に転換して、その失敗や間違ったことを今後に生かしていくか、にあなたの人生は決まっていくのです。

人生には挫折、失敗というお宝がある
テレビ等では「お宝ブーム」です。あなたは古文書や美術品等だけが「お宝」と思っていませんか。「お宝」は他にもあるのです。それは「挫折、失敗」という「お宝」です。それを聞いて「えっー!!」と思ったのに違いありません。普通、挫折、失敗は挫折、失敗の何ものでもありません。ところがこのマイナスの中にこそ「お宝」の源となる「お宝元素」が隠れているのです。まず、人類の歴史を見てみましょう。今我々が多くの便利な機械、飛行機等やいろいろな病気に効く薬等々、その他多くの人類に貢献しているモノは、人類が様々な課題に挑戦してきた結果によって得られたものです。それらは最初から様々な原理や真理等が解って発明、発見されたわけではありません。多くの失敗や挫折の積み重ねによって原理、真理等に到達して多くの発明等につながっているのです。簡単に言うと先人の挫折と失敗がなかったら今の私たちの文明は存在していないということです。挫折、失敗のお陰で新しいことが解り、次の課題へと進むことができたのです。そして最終的に目標を達成してきたのです。だから「挫折、失敗」は神様と言っても過言ではありません。だから「お宝」なのです。

挫折、失敗=神様=お宝

人間は万全の準備をしたつもりで「様々なこと」を進めます。しかし、それでも挫折や失敗する場合があります。誰もが失敗等はしたくないのですが、失敗するのです。この世の中には失敗等しようと思って失敗等する人はいません。しかし、失敗等するのです。それはなぜか? それは私たちが人間だからです。不完全な人間だからです。私たちは聖人君子でもなければ神様ではないからです。それが答えです。

挑戦=挫折、失敗と言っても過言ではありません。挑戦には失敗等はつきものです。この失敗等のマイナスに対する考え方によって人間は運命が決まります。失敗等しなかったら絶対に「新しい価値の扉」は開きません。「新しい価値の扉」の鍵は「挫折、失敗」です。だから失敗等を恐れていたら前に進むことは出来ません。

先人の教訓=挫折や失敗をしても、それにめげずに何回もあきらめずに前進する=人間が鍛えられ人間的に成長出来る

だから、今「引きこもり」という挫折をしても悲観する必要はないのです。次の飛躍に必要な経験の一つです。日本は一つでも失敗や挫折すればそれで終わりという雰囲気を醸(かも)し出しています。しかし、それは真実ではありません。真実は失敗や挫折が人間を鍛え、成長させてくれるものだ、ということです。だから、大いに悩んで苦しんで徹底的に自分を見つめ直しましょう。そうすれば「本当の自分が分る」という恵みを受けます。「本当の自分が分る」このことはあなたが大きく飛躍するためのエンジンになります。

人間は苦しんだ分の量によって得られる恵みの量が違います。もちろん苦しんだ分の量が多ければ多いほど恵みの量は多くなります。だから挫折や失敗をしない人は、恵みはありません。人生の中で得られるものはないということです。挫折や失敗は実は人生の勲章なのです。アメリカでは何かに挑(いど)む、すなわち挑戦する人間は高く評価されています。その結果がたとえ挫折、失敗しても高く評価されるのです。そのマイナスから多くのことを学ぶ人間になるからです。日本は減点主義を取っているので自ら何かに挑む人間は少ないのです。みんな減点される(評価が下がる)のを怖がっているからです。結局何もしない方が利口だと思っているのです。今、求められるのは挫折、失敗を恐れない人間です。そんな人間になってください。挫折、失敗しても最悪命まで取られることはありません。命さえつながれば何とかなるのです。

あなたを成長させてくれるのは世の中の他人ではありません。あなた自身です。だから、引きこもっている状態でも何かに挑戦しましょう。何でもいいのです。挑戦し続けましょう。

ただし、何をやるにも人生の第一歩は人間の善性に目覚めることです・・・・善性に目覚めないと悪という誘惑に勝利できません。

挑戦するものの一例・・・本を読むこと、何かのボランティアに挑戦、散歩すること、走ること、何かの資格を取ること、正しい信仰への挑戦等々、要は何でもいいのです。但し絶対に犯罪等の悪に挑戦してはなりません。善に挑戦しましょう。悪に挑戦すると最後は刑務所です。

⑭【このホームページの情報・観念は自分の頭でよく考えて(=自分の歯でよく噛んで咀嚼して)自分のモノにしなければあなたの血肉にはならない】・・・・(「言い聞かせる言葉」、「思考の確認」、「最後にあなたに贈る言葉」有ります)

いままでいろいろと筆者が経験した中で得たものをこのホームページで主張しています。しかし、これらはあなたにとっては一つの参考の考え方にすぎません。またこの世の中にある本も一つの参考にすぎないのです。はっきり言ってあなたの考え方ではないのです。あなたにとっては他人の考え方にすぎません。問題はあなたがこれらの主張を自分の頭で考えて(=自分の歯で何回もかみ砕いて)自分のモノにしなければあなたのモノにならない(=血肉にならない)のです。そうしなければあなたの頭の中に自分の本当の考えが生まれません。「ただ読んだだけでは何にもならない」ということなのです。「自分の頭でよく考えること」、このことが最も重要です。食べ物でもよく噛んで呑み込むことによってあなたの血肉になることと同じなのです。よく噛む咀嚼(そしゃく)の工程を省略すると消化不良になるだけなのです。よく考えて最終的にあなたの頭の中に何が生まれるか、それが問題なのです。他人が主張していることをうのみにするのではなく、そのことを参考にして、「自分だったらこう思う」というモノを引き出すことによって「問題解決の光」が見えてきます。

今のあなたは現状を打破するための自分の考えがない状態だと筆者は推測します(もしお持ちであるならばお許しください)。人間は「自分の考え」でしか生きられません。そういう生き物なのです。人生を決定するもの、それは「自分の考え方」です。自分の考え方の選択によってあなたの人生は決まります。そのことを頭に叩き込んでおいてください。もし、すぐに「自分の考え」が生まれなければ、時間が解決してくれます。「自分の考え」が生まれるには時間が必要なのです。その条件は「問題意識」を持ち続けることです。そうしていると、ある時自分の考えが「フゥー」と生まれるものなのです。その時が一つのチャンスです。

しかし、人間の個性は1,000人いれば1,000の個性があります。顔がみんな違うように個性もみんな違います。ピーマンが嫌いな人もいれば好きな人もいます。ステーキが好きな人もいれば嫌いな人もいるのです。あの人は好きだ、という人もいれば嫌いだという人もいます。人間の個性はみんな違うのです。ですから人によっては時間がたっても何も考えが生まれない場合もあるのです。そういう時は「頭の中を空っぽ」にして何もしない方法もあります。人生の答えは一つではないということです。無数にあります。我々は小さい時からテスト教育によって「正解というものを出さなければならない」という観念を刷(す)り込まれています。そのために何か答えをすぐに出さなければならないという一つの強迫観念めいたものを持ってしまいます。しかし、真実はそんなことにとらわれる必要はありません。何か答えを出さなければならないという観念をここで一旦白紙にして、頭の中を空っぽにしてみる生き方もあります。人によっては人生の答えを見つけるために自転車で日本一周の旅に出たり、世界一周の旅に出たりする人もいます。ですから焦る必要はまったくありません。「人生の答えは一つではない」という心の余裕を確保しておきましょう。頭を空っぽにして自分が出来る範囲の何らかのアクション等(自転車で日本一周の旅や、各都道府県一周の旅等)を起こして人生の答えを探してもいいのです。このような大げさなアクションでなくても簡単なアクションでもいいのです。

◎下記の言葉をいつも自分に言い聞かせて生活して行ってみてください。きっと心に何か変化が現れるかもしれません。

(言い聞かせる言葉)

『このまま座して死ぬわけにはいかない』

『人生は勇気をもって挑(いど)まなかったら、人生を棒にふることになる』

※「座して」とは「何もしないで」という意味です。

「人生は勇気をもって・・・」の言葉はアメリカのヘレン・ケラー(1880年~1968年,アメリカ合衆国の教育家、社会福祉事業家)の言葉です。ヘレン・ケラーは2歳のときに高熱にかかり、一命はとりとめたものの聴力、視力、言葉を失い、話すこともできなくなるという三重苦という困難に陥りました。しかし、家庭教師として派遣されたアン・サリバンは幼少のころに弱視だった自分の経験を生かしてヘレン・ケラーにしつけ、指文字、言葉を教え、ついにヘレン・ケラーは壮絶な闘いの末に、話せるようになって立ち直ったのです。「勇気をもって挑戦しない人生は、何の意味もなく、その人生は棒に振ることになる」と彼女は言い切っています。

◎ 思考の確認・・・・・今あなたが北海道の札幌市に住んでいるとしましょう。今どこにも出かけたくない精神状態が「引きこもり」です。しかし、こんな状態では何も人生は進まないと考えたあなたはまずは東京に行こうと思いました。この例から思考の確認をしてみましょう。
①現状を何とかしなければならないと考えた。
②そして目的を考えた。
参考・・晩年になって「俺(私)の人生は一体何だったんだろう」と思わない為に
③その目的を達成するにはまずは何をしなければならないかを考えた。交通手段はどうするのか。その費用はいくらかかるのか。そしてその交通手段の各々は何時に出発するのか。着いたらどこに泊まるのか。費用はいくらかかるのか等々とやらなければならないことが多くあります。

このことから分かることは
No1 問題意識
No2 目的発見
No3 決意(決断)
No4 達成までの方法
No5 実行

このことから何が分るのかというと、それは「頭を使わなければならない」と言うことです。使わなければ人間はなにも出来ません。

結論・・・・まずは頭を使うことを決意(決断)することです。全てはそこから始まります。頭を使うことは「考える」と言うことです。

◎ 人生とは?・・・・又朝が来た。一日パチンコをしていても必ず夜が来る。一日寝ていても必ず夕方が来る。一日馬鹿になって働いても必ず夜が来る。一日魚釣りをしていても夜が来る。一日どこかへ遊びに行っても必ず夜が来る。一日ゲームをやっていても必ず夜が来る。日が昇り、お天道様が真上に来て、そして西へと沈んでいく。それが一日の約三分の一だ。それを約46億年間繰り返している。人間は生まれて約80年から90年で必ず死ぬ。その前に災害や、病気、事故等で死ぬ人間も多くいる。いつ自分もその中に入るか分からない。人生とは何をやっても必ず終わりがあるということだ。だから、今、何をやっているかが大事だ。

人間は必ず死ぬ、だから私は人生を後悔しないために少しでも前向きに生きる

◎ 毎日、スマホでゲームをしていても、人間必ず死ぬ時が来る!!
◎ 毎日、飯(めし)を食って横になっていても、人間必ず死ぬ時が来る!!
◎ 毎日、テレビを見ていても、人間必ず死ぬ時が来る!!
◎ 毎日、ただボゥーとしていても、人間必ず死ぬ時が来る!!

だから私は、今後少しでも前向きに生きていく※         の方向に 舵(かじ)を切ります。

実行してみませんか・・・・・・

      の中に具体的なものを入れて毎日上記文章を最初から声を出して読んでみてください。心に変化が現れるかもしれません。あなたの周りに江戸時代生まれの人はいますか。また、斎場では一日おきぐらいで(中には毎日)葬式が行われています。いつかあなたに必ず順番がまわってきます。さぁ、今から命に火をつけて何かに燃えませんか。ぐずぐずしていると「はい、時間となりました」となって、あなたの人生物語は「終わり(The End.)」となります。

「最後にあなたに贈る言葉」

「世の中道場」という大舞台へ一歩踏み出しましょう。その勇気があなたを変える。この世の中で最初から勇ましい人間は一人もいない。みんな不安で怖いのです。しかし、その心を受け入れて一歩前に進むのが勇気です。

まだ見ぬ未来は、あなたの心の中にある。勇気のスイッチをON(オン)にするかOFF(オフ)にするかにかかっている。希望は心の中にある。

※ 人生の推進力を「やる気」ではなく「その気」にしましょう。それはなぜか?・・・上記に「一歩踏み出しましょう」と簡単に書きましたが、あらためてここで一歩進むための「人生の推進力」というものを考えてみましょう。例えば車はエンジンという推進力がなければ、たとえ一メートルでも動くことは出来ません。人間も同じで、たとえ一歩でも推進力がなければ一歩も進めません。それでは人間のエンジンは何でしょうか。それはずばり「気」です。「気」をここで説明すると、とんでもないことになってしまうので省略します。

よく我々は「やる気を出せ!!」「やる気がないのか!!」等と言います。この「やる気」すなわちモチベーションは「うまくやり遂げることが出来るかどうか」で決まるのです。「うまく出来ない不得意なモノ」とか「分からないモノ」については「やる気」は起きません。厄介なことに「やる気」は大きなエネルギーが必要なのです。大きく構えないといけないのです。ですからここで「やる気を起こせ」と簡単に言うわけにはいきません。しかし、人間は車と同じく「気」というエンジンの推進力がなければ一歩も前進出来ませんので、推進力を「やる気」以外に考えてみる必要があります。そうすると「その気」というものが浮かびます。「やる気」は大きなエネルギーが必要ですが「その気」は自然体で出来ます。すなわちエネルギーはほとんどいらないということになります。大きく構えなくてもいいのです。ですから今、引きこもっている方は「やる気」ではなく、「その気」になれる何かを見つけたとき勇気を出して一歩前進しましょう。そうすれば自然に進むことが出来ると思います。人間、やる気の「気」ではなく、その気の「気」というエンジンで人生を前進させましょう。




※ 「心を動かせる自分以外の何かを愛しましょう!!」・・・今あなたが「精神疾患」や「発達障害」で引きこもっていない場合、親や友達やその他の人々がいろいろとあなたに浴びせる言葉があると思います。例えば「そんな怠け者に育てたわけではない」「働かない者は飯(めし)を食うべからず」「いい年をして何をやっているんだ」「甘ったれるな」「同級生の何々はもう結婚して子供もいるぞ」等々です。あなたを何とか発奮させて心を動かそうと周りは懸命なのです。しかし、あなたの心はそんな言葉ではおそらくびくとも動きません。なぜ動かないのでしょうか?

それはあなたの心にぐさりと刺さらないからです。例えばあなたの家が火事で隣の部屋まで火が来ているとしましょう。その時、家の人が大きな声で「火事だぁ!! 逃げろ!!」と叫んだ場合、きっとあなたは逃げるでしょう。なぜその言葉に心が動いたのでしょうか!!

また、あなたの部屋に毒蛇が入ってきてあなたを攻撃しようとしている場合、あなたは驚いてすぐに逃げるでしょう。なぜ、どんな言葉等でも動かないあなたの心が毒蛇の攻撃で心が動いたのでしょうか? それは自分の命が危ないからと瞬時に判断したからです。自分に命の危険が迫っている場合、心は動くのです。それはなぜか?

それはあなたが自分だけを溺愛しているからです。「自分ほどかわいいものはない」とあなたが思っているからです。すなわちあなたは自分以外を愛していないので何を言っても心が動かないのです。ここで分かることは、あなたは自分だけを徹底的に守っているのです。そんなことをこのような例から読み取れるのです(もし、そうでなければお許し下さい)。あなたは絶対に心が動かないのではなく、他に愛するものがないために動かないだけなのです。愛するということはどういうことか。それはあなたが持っている何かをその愛するものに分けてやることです。社会活動ということは、自分の持っている能力等の何かを他のものに分けてやることなのです。今あなたは自分の持っている能力等の何かを社会に分けてやりたくないだけなのです。そんなことをこの機会に考えてみませんか。まずは「なぜ私の心は動かないのか?」を徹底的に考えてみてください。最初はそこからです。人間は人から恵んでもらうだけで人に何も分けてやれなければ自分の心の部屋の畳一畳の世界から出られません。だから自分だけを愛するのではなく、自分以外の何か愛するものを探しましょう。そうすればきっとあなたの持っている何かを分けてあげられるようになるでしょう。すなわち社会活動が出来るようになるということです。

※ 自分を愛することは人間の基本です。自分を愛せなければ人も愛せません。
しかし、自己愛が極端な場合、心に意欲がわかない等の変化が現れる場合があります。自己愛と他人愛のバランス感覚が大切です。引きこもりの原因の一つに愛のバランスの問題があると筆者は考えています。そのために、いかにして自分以外の何かを愛せる心の状態に持っていくか、が問われているのではないでしょうか。そんなことを今、引きこもっている方は考えてみませんか。

◎この世の中でダメ人間は一人もいません。今、何らかの理由で立ち止まっている方々は、抱(かか)えている問題の解決の糸口を発見出来ないでいるだけなのです。

【「これをやれば気持ちがいい」という何かを発見しませんか】・・・ 今引きこもりの方はきっと心は晴れ晴れしていないことでしょう。気持ちがなかなか晴れない毎日を送っていると推測します。まさに「引きこもり」は心の問題です。今わたしがあなたに1,000万円の札束を無条件であなたに寄付したとします。そうするとあなたの心は晴れ晴れして明日からすぐに引きこもりは解消しますか。このことをじっくり考えてみてださい。人間は「晴れ晴れする」すなわち「気持ちがいい」という経験があなたを救います。ですからこの世の中であなたの心が晴れ晴れするような何かを発見してみませんか。あなたは今、何をすれば心は晴れ晴れしますか。これは人によって違います。ですからこの機会に「心が晴れ晴れすること」を考えてみませんか。何らかのボランティア活動でもいいのです。気持ちがいい経験をするかもしれません。まずは0(ゼロ)から1(イチ)への精神で一歩を踏み出しませんか。

【収入ゼロの意味】・・・・
株式や投資、博打以外の収入は何を意味するか、ここで簡単に考えてみたいと思います。もし今あなたが農家でトマトを栽培しているとします。おいしいトマトは誰にも分けてやりたくないので独り占めして食べているとします。そうすると収入はゼロです。しかし、こんなおいしいトマトを人様にもぜひ食べてもらいたいと考えたとします。まず、やらなければならないことはどうやって売るかということです。つぎにどこで売るか、いくらで売るかです。まず、自分で直売しようと思ったとします。そうすると値段は一個100円とします。だいたい原価は40円として、もし売れれば60円の利益です。この60円が収入となります。この収入はどうして生まれたのかということです。それはあなたが人様に分けてあげようとしたので生まれたのです。分けてやりたくないと考えたとき収入はゼロです。ここでわかることは収入というのは「自分が持っているものを人様に分けてやらなければ生まれない」ということです。自分の持っている何かを人様に提供してはじめて収入になるのです。労働者であれば自分の「労働力」という商品を会社等に売ってはじめて給料という収入が得られるのです。会社等はあなたの「労働力」という商品を買ったということになります。重要なことは「自分が持っている何かを分けてやる」という一つの愛がなければ収入はゼロということなのです。ですから収入がゼロの意味は「愛を出し惜しみして何も人様に提供しないことだ」ということを意味するのです。ですからこの世の中に提供できるあなたが持っている何かを提供しましょう。そうすればあなたの世界は開けます。心の扉は開きます。小さなことからでもいいのです。あなたの持っている小銭を何かのために寄付してもいいのです。コンビニに置いてある寄付金集めの小箱に一円でも入れられるかためしてください。たった一円ですが「愛」がなければその一円をその小箱に入れられません。まずはそんな経験をしてみてください。この機会にコンビニへ行ったら寄付金用小箱を利用して人に何か分けてやろうという意識を持って「心の訓練」をしてみてください。そんな経験をしながらここに書いてあることを何回も読んで「人様に何かを分けてやること」ということの意味を何回も考えてみてください。まずは、考えることです。すぐに実行しろということではないのです。なぜこのページで何回も考えろ、考えろと言っているのか。それは、人間は自分が考えたことしかできない生き物だからです。頭の中に何を考え、何を思い描くことができるか。それがあなたという人間を創るからなのです。問題を解決できるのはあなたしかいないのです。あなたが考えた結果、何に気付くかです。

児玉春信

もし、あなたが「憎悪」をためこんでいるならば

人生の「壁」はなぜ存在するのか?→それはその「壁」を破るために存在する→「壁」があることは、今、あなたにチャンスが与えられていることなのです→「引きこもり」はあなたが大きく飛躍するためのエネルギー充電タイムだ→新たな生き方を見つけろ!!→その気になればあなたは出来る!!

【我々は意外と自分のことを棚に上げて、他人のことを頻繁に責めたりします。自分以外に責任転嫁をしてしまうのです。「自分は正しい。他人が間違っている」となるのです。そういう場合もきっと中にはあるでしょう。しかし、一般的に他人に責任転嫁したほうが楽です。簡単です。筆者の主張は「楽な道を選択するな、少し苦しい道を行け」ということです。それは何も仕事(外部)だけではありません。自分の内面についても少し苦しい道の「自分を徹底的に見つめ直すこと」も入ります。自分の内面を見つめ直すことはなかなかつらいことです。そのつらいことをこの機会に「今自分がこういう立場になっているのはなぜか」を自分の内面に光を当てて考えてみませんか。そうするときっと自分が「巧妙な言い訳の名人」「依存・甘え体質の人間」であることに気付くでしょう(※これは筆者の経験からの答えです。もしかしたらあなたは違うかもしれません。その場合はお許しください)。すなわち、本当の敵は自分だったことに気付くのです。以外と自分のことが分らないのが人間です。この機会に「自分と真剣に向き合って本当の自分の姿」を発見してみませんか。そのためには本も読まなければなりません。なぜならば人間は考える葦だからです。この際、自分の内面について考えて、考えて、考え抜いてみませんか】

人間、ゴロゴロしていても、プラプラ遊んでいても必ず死ぬ。ならば一念発起して「ど根性物語」を創造し、今の負の壁を吹っ飛ばせ!! 長い人生の中で一回は思い切って「ど根性爆弾」で爆発せよ!! 人生は苦しいのが当たり前なのだ。だから「苦」からくる様々な「壁」は自分の「ど根性」でぶっ飛ばすしかないのだ。そして何かに取り組んだ時、新世界が開く。

※ 他人から光(マイナスの影響力)を受ける星(受け身の人間)から、自ら光る太陽(プラスの影響力を発する主体的人間)になれ!!

引きこもりの壁を突き破れ

参考・・・【引きこもりの一つのとらえ方】

多くの方は子供のころ魚釣りの経験があると思います。この魚釣りも、糸がからまないでまっすぐになっているときは、スムーズに魚釣りができます。しかし、何らかのトラブルが発生して、糸がこんがらがって魚釣りができなくなることがあります。この時、あわてて早くこのからまった糸を直そうとして急ぐと、ますますこんがらがっていきます。ちょうど引きこもりもこれと似ているような気がするのです。なんの問題もなくスムーズに生活していたのが(魚釣りを楽しんでいいたのが)何らかのトラブルなどが発生して頭の思考が(糸が)、こんがらがって訳が分からなくなってしまった(糸がからまって、ぐちゃぐちゃになり、まっすぐにならなくなってしまった)のと似ています。こんな状態になってしまって普通に生活できなくなってしまった(魚釣りができなくなってしまった)ということです。

魚釣りの場合、このからまった糸を直すには冷静になり、根気強くからまった糸をよく見て一つ一つのからまった場所を特定して糸をまっすぐに直していくしか方法はありません。急いでまっすぐにしようと思っても、あせればあせるほど糸はこんがらがっていきます。引きこもりも思考という糸がこんがらがった場合、その思考を正してまっすぐに直さなければなりません。

それではこの人間の思考の糸をまっすぐにするためにはどうしたらいいのかということです。筆者が考える一つの方法は、

① まず、魚釣りと同じく冷静になり、今の自分の存在の原点をたどってみるということです。

② 今、自分が生きているということはどういうことなのか、ということを探る旅をするということです。今ある命の原点をさかのぼってみるということにほかなりません。まず、両親がいて、その両親にもそれぞれ親(祖父、祖母)が存在しています。そのおじいちゃん、おばあちゃんにもそれぞれの親がいたわけです。そんなことをさかのぼっていくと最後には人類の起源にたどり着きます。

③ そんなあなたの先祖をたどっていくと、あなたの命の存在が奇跡といってもいいということが分かります。例えば今から2,000年前の弥生時代の中期あたりまでのご先祖様の数は何人か、を計算してみましょう。一代の寿命を「70歳」で前の代とかぶっている期間を「20年」と仮定した場合のご先祖様数は1兆995億1,162万7,776人(1,099,511,627,776人)です。たった2,000年前でこのようなものすごい人数です。今から1万6千年前の日本の旧石器時代の終わり頃までのご先祖様数はとんでもない人数になることは一目瞭然お分かりになると思います(前の条件で計算すると2の320乗人です。2の320乗人は2,135,987,035,92 0,910,082,395,021,706,169,552,114,602,704,522,356,652,769,947,041,607,822,219,725,780,640,550,022,962,086,936,576人です)。今天文学的人数のご先祖様の遺伝子を受け継いだあなた一人がここに存在しているということは、天文学的人数の人たちの命のリレーが完全に行われてきた結果なのです。そんな中でご先祖様の一人でも存在していなければ、今の顔をしたあなたは存在していません。まさにあなたの存在は奇跡と言ってもいい理由がここにあります。

④ そんなことを考えてみると、ご先祖様に自然と感謝したい気持ちになりませんか。人類の起源までさかのぼれば、まだまだ多くのご先祖様の人間が存在していたことになります。あなたがここにいるということは数えきれない多くの人間がいたので、今ここに存在しているわけです。

⑤ 何も人間だけではなく、この世界のあらゆるモノの原点の元素も同じことが言えます。あらゆるモノを構成している元素の水素、酸素、窒素等々です。この元素の構造は、原子核(プラスの電子の電荷をもつプラスの陽子と中性子でできています)を中心にして、その周りをマイナスの電荷をもつ電子(マイナス)が回っています。あらゆる元素は、原子核の周りに何個の負の性質を持つ電子が回っているかで決まります。俗にいう元素記号というもので表されています。核の周りを回っている電子は何と秒速2,000キロメートルで回っているそうです。ものすごいことが分かりました。

⑥ このようにはっきりとまっすぐに元素の正体が分かった時「そうだったのか、なるほど」となりませんか。人間も自分の正体がまっすぐに分かった時、思考の糸がまっすぐになりませんか。とんでもない人数があなたの存在のために必要だった、ということをまっすぐに理解できたとき、今与えられている時間と命を大切にしたいという気持ちが起きませんか。また、有限な自分の命をプラスの方向に使いたいという気持ちは起きませんか。

⑦ この機会に、自分の存在をまっすぐに見直してみませんか。見直すために一番大切なキイワードは、ここで赤く表記してある「まっすぐ」です。変な話、仏教の「お経(きょう)」の「経」はまっすぐという意味です。人間の心の迷いと苦を取り除き、邪悪でひねくれた曲がった心をまっすぐにするということです。糸(思考)がぐちゃぐちゃになったら「まっすぐ」にすればすべてすっきりするのです。まさに迷いと苦を取り除いた状態になるということです。

⑧ 以上のことから、今引きこもりの方は、以前人一倍繊細で感受性が強く「まっすぐ」な素直な人間だったのではないかと推測します。そのために何らかの原因で人一倍深く傷つき、この世の中が、わけがわからなくなってしまい、思考の糸がからまった状態になってしまったということではないかと筆者は考えます。これを直す一つの方法はあなたの頭の中に眠っている“ど根性魂”を「プラスエネルギーキャラ軍」でたたき起こし、闘争心に火をつけてそれを爆発させ、引きこもりの壁を突き破ることです。そうすれば以前のまっすぐな自分を取り戻せるのではないかと考えています。

人間、誰もが生きていれば何らかの壁に直面します。そしてその壁を自分なりの方法で突き破って生きて行きます。人生はそんなことの繰り返しなのです。みんな何もなかったような顔をして生きていますが、みんな大なり小なりの悩みや苦しみを抱えながら、それを乗り越えて懸命に生きているのです。人間、本当は本来弱いのです。しかし、いろいろな経験をして強くなっていくのです。人生の中での「引きこもり」はその中の一つの経験です。ですから今は「大きく成長するための充電期間だ」くらいに考えて、このHPを参考にしてあなたなりの新しい生き方を発見していただければ幸いです。60歳や70歳だろうが80歳だろうが志(こころざし)を立てるのに年齢は関係ありません。死ぬまで挑戦です。そんな気概を持って生きて行きましょう。最後まであなたは人生丸の船長です。最後の最後まで自分で考えて決断していくしかないのです。そして、何もしていないときは、頭の中に自分が引きこもりから脱出して主体的にバリバリ働いている姿をイメージする「イメージトレーニング」を時々やってみましょう。これは一人で出来ます。そんなことをやっているうちに「何とかしなければ」という気持ちが起きてくればしめたものです。

参考・・・「0(ゼロ)から1(イチ)」へ挑戦しよう!! 人生、無心で「方向転換」という一本を決めよう!! 前を向いた者だけにしか光は差してくれない。
“人生は度胸を試(ため)す土俵だ”ということに目覚めよう!!
以上

総括・・・・これまでいろいろと考えを表明してきましたが、ここで簡単に総括してみたいと思います。今、世界中の人間や、動物、鳥、魚など多くの生き物が地球上で活動しています。それではこれらの生き物はなぜ活動しているのでしょうか。その答えは「命」をこの地球という惑星によっていただいたからです。なんてことはないのです。ただ「何か」に、地球によっていただいた命を燃やしているだけなのです。この「燃やす」ということが大事なのです。世界中で引きこもっている人たちは「何か燃やすモノ」に出合えば引きこもりは解消されます。だからその「何か」を発見してください。今引きこもっている人たちは人間的に劣っているわけではないのです。ただ、「何か」を発見できないでいるだけなのです。昔、「燃えよ、ドラゴン」という映画がありました。いま声を大きくして言いたい、それは「燃えよ、引きこもりの人たちよ!!」です。

ビッグバンから現在へ

※これだけの時間をかけてあなたは今ここに存在しています。そんなあなたのやるべきことは何ですか?

● そう言われても今の社会なんでもあって難しい、と言われるかもしれません。確かにモノはあふれています。しかし、あふれているから大いに可能性があるのです。この世の中は資本主義社会がほとんどです。資本主義社会とは日々新しいモノが誕生している社会なのです。例えばあなたのはいている下着の「パンツ」一つとってもまったく新しいパンツを考えることもできます。既存のあらゆるモノは人間の新陳代謝と同じく日々変わっていくのが資本主義なのです。だから面白いのです。新しいモノは市場を開墾すなわち開拓していくことによって世の中に広まります。ですからあなたにしかできない何かが必ず存在しているのです。それはいつひらめくかは分かりません。ワットがやかんの蓋(ふた)が蒸気で上に上がるのを見ていて「蒸気機関」を誕生させました。ニュートンはリンゴが下に落ちるのを見ていて「万有引力の法則」を導きました。やかんの蓋が上に上がることや、リンゴが下に落ちる双方の動きは数えきれない多くの人間が見ています。しかし、「ピーン」と来たのは上記の二人です。だから何に「ピーン」と来るかは誰も分かりません。しかし、いつか何かに「ピーン」と来て、何かをひらめいたとき、今をおろそかにしていると、そのひらめいたモノを自分のモノにできません。だから今本を読んだり、勉強したりして自分を磨いて、その時に力を出せるように実力をつけておく必要があります。よって今「のほほーん」としていられないのです。やることは山ほどあるのです。

もう一度自分の「本当のこころ」を点検してみよう・・・・

ここに記したように、あなたは、本当は「行動力」のない人ではないのです。「火事だ!!」「毒蛇だ!!」となったら即座に行動できるように、あなたはその気になったら即座に行動できます。よく引きこもりの人が言う言葉に「頭では分かっているが行動ができない」というのがあります。これ自体はどんな人間にもよくあることです。何ら不思議なことでもなんでもありません。もちろん筆者にもあります。なぜ行動ができないか? それは「動機」が存在していないからです。俗に言う「怠(なま)け病」でもありません。人間が行動を起こすには「動機」が必ずあるのです。今あなたが引きこもっている(これも一つの行動)のにも何らかの「動機」があります。必ずあります。人には絶対言えない何かがあるのです。もしかしたら親に対する反発かもしれません。社会に対する無言の抵抗かもしれません。何かの復讐かもしれません。だれかを責め続けているかもしれません・・・等々。あなたはそんな何かを心の奥底に大切にしまっているのです。今はそれがなんであるか分からないかもしれません。先ほどの「火事だ!!」での行動の動機は「命がなくなったら一巻の終わりだから」です。この機会にもう一度今引きこもっている本当の動機の「何か」を徹底的に見つけ出してみませんか。そしてそれを検証してみませんか。その心の奥底にある本当の動機の価値を考えてみませんか。そうすることによって変われる可能性があります。「本当の自分を知る」このことはやり直すためのスタートラインになります。

人間は人のことは良く分かります。しかし、自分のこととなるとなかなか分かりません。ですから今引きこもっているこの機会に「自分の本当のこころ」を見つめ直す「行動」を実行してみませんか。この行動の動機は「生まれ変わるため」です。

一つの結論・・・・上記の心の点検から見えてくるもの

あなたは「火事だ!!」「毒蛇だ!!」で即座に逃げる行動ができることが分かりました。そこからその行動の簡単な分析をしてみると「無我夢中」で逃げる姿が浮かびます。この「無我」は「自分というとらわれを離れること」です。すなわちこれは自分を超えたという境地です。すなわちここに引きこもりの方の進むべき一つの答えが示されていると思うのです。なぜならば、引きこもりは自分というとらわれから離れられないためにおきているからと考えるからです。よって無我夢中になれる「何か」を発見し、それをやれば引きこもりは解消するものと思います。職業としての候補は一人で打ち込んでできるものがいいのではないかと考えます。例えば芸術家です。洋画家、日本画家、陶芸家、ピアニスト、何らかの職人等々です。対人関係を伴うものでなく、一つの作品を創造する職業がベストではないかと考えます。

「自分を超える」ということが引きこもりの方はできるのです。そんな観点から今後は自分に合った仕事を見つける努力をしてみませんか。自分に合った仕事とは、自分が「無我夢中になれるモノ」ということです。これが引きこもりの方が生きていく一つの方向性ではないかと思います。「よし!! これから一生かけて私は何々を極める」こんな決断をしてもいいと思うのです。

参照・・・命

※人生、失敗が何だ!挫折が何だ!いじめが何だ!引きこもりが何だ! そんなすべての人生のマイナスをもろともせず前に進もうじゃないか!!

解説・・・・「もろともせずに生きていく」とは?

人生のあらゆるマイナスに対してどういう態度で向き合えば、そのマイナスを料理(=解決)できるのか、ということです。要は、人生は問題に飲み込まれるか(=ほんろうされ悩み苦しむか)。逆にその問題を料理しておいしく食べてしまうか(=栄養にして成長するか)、のどちらになるかということです。この世の中を海の中にたとえれば、その海の中には「失敗魚」「挫折魚」「不安魚」「孤独魚」「いじめ魚」「いやがらせ魚」「暴言魚」「引きこもり魚」等々あらゆるマイナス魚が泳いでいるのです。どんな魚に遭遇するか分かりません。ですから普段から、どんなマイナス魚に遭遇しても、慌てずにその魚をすぐに料理して食べて栄養にし、成長していこうという態度で生きていく、ということが「もろともせず」という生き方です。出現してくる諸問題に対してどういう態度で向き合うかによって人生は決まるといっても過言ではありません。「諸問題よ、いつでもわたしにかかってこい!! いつでも相手になるぞ!!」というぐらいの気概をもって生きていきましょう。

料理して食べよう

前向きに生きたくなる言葉(後編)

No13. とにかく自分の確固たる考えを持とう・・・
あるとき我が家に、ある宗教団体の布教員の方が2名いらっしゃいました。そして延々と信仰している宗教のよさを主張していきました。確かに教え自体間違ってはいませんし、いいことを言うのです。しかし、最後のほうになってくると「この教えを信じないと不幸になり、将来災いが起きる」とか「このままいくと日本は滅びる」とか、というお話になってきたのです。この手は一つの「脅し」であり、恐怖心を植え付けることであり、人間の不安をあおり、益々不安感を増幅させるやり方です。そこで小生は「将来、不幸になってもいいし、災いも起きてもいい。又日本が滅びるのは自業自得だから仕方がない。もし滅んだら1からやり直したほうが日本のためになるのではないか」と言ったのです。これで万事休すです。相手方のもくろみは失敗してしまいました。このようなとき自分の明確な考えを持っていなかった場合、相手のコントロール下に入ってしまう場合があるのです。「自分の明確な考えを持つ」ということは相手方にマインドコントロールされない大切なことです。人生を前向きに生きていくためには「自分の明確な考えを持つ」ということが欠かせません。人生の主体は自分自身なのです。
※ 人間は不幸、災いなどのマイナスの出来事を心持ち一つで「恵みの不幸」「恵みの災い」に転換できるのです。こんなものに負けてはいられないのです。恐怖心と不安感を植え付ける人間には気を付けましょう。真の友人は「希望」をあなたに与えます。
◎ 災いは一見表面だけを見てしまうと不幸に映るのですが、プラス思考(良いほう、良いほうに考える)で乗り切れば、何もなかった時より運命が逆に良くなる可能性大(災い転じて福となす)。

GFIT法でプラス思考に

No14. 金がないことは、不幸なことだ、とは一概に言えない・・・
人間有り余る金があると、どうしても金の力に頼ります。金の力に頼るということは人の力に頼ることです。簡単に言うならば楽な道を選択することです。楽な道を選択すると、あまり得るものがありません。金がなくて頭や体を使ったりして苦労することは大変ですが、その過程で多くの貴重なものを発見する場合が多いのです。ですから金がないということは一概に不幸だ、ということにはなりません。金はあることに越したことはありません。しかし、金があることによって発見できないことがらも多いのです。「空(くう)はエネルギーなり」という言葉もあります。日本が戦争に負けた1945年はまさに「空」の状態だったのです。

No15. 「運」を味方につけよう!! ・・・
人間努力さえすれば必ず成功するとは限りません。人間何事も一生懸命努力することは大切であり、小さいときからこのことを頭に叩き込まれています。しかし、それでは努力したものがみんな成功しているかというと、そうではありません。努力さえすれば必ず100パーセント成功するということではないのです。しかし、最低限、努力をしなければ成功をおさめることはできないということも事実です。この世の中は摩訶不思議なところがあって理屈や理論では説明できないことがおきるのです。これを「運」というのです。この「運」というのが味方してくれないと、どんなに努力しても報われない場合があるのです。それではどうすればこの「運」を味方につけることができるのでしょうか。はっきり言って、それは誰にも分かりません。ただ、目には見えないものを大切にしていこう、という心がけが何か関係している可能性があります。「運」というのは、約8割がた心がけというか、心の持ち方というか、心の強弱というか、そういう「心」が引き寄せる可能性が高いのです。とにかくこの大宇宙の様々なものが関係しあってこの「運」というのが存在しているようなのです。

No16. あなたの第六感を大切に・・・
私たちは人を頼りにして生きていくことはできません。自分の頭で考え、すべて自分の責任で生きていかなければなりません。そんなとき頼りになるのが、自分の第六感です。人間に備わっているこの第六感はスーパーコンピューターでも計算できません。それほどすばらしいものなのです。この第六感を研ぎ澄ませて生きていけば問題にぶつかることは少なくなります。ただこの第六感を研ぎ澄ませるためには様々な経験が必要です。経験というのはチャレンジ精神がないとこれまた経験することができません。ですから人生は前向きに挑戦していくスピリットがなければ何も得ることはできないのです。このことだけははっきりと明言できるのです。さあ、あなたもきょうから挑戦者になり第六感を研ぎ澄まそう!!

No17. この世にはプラスの派閥と、マイナスの派閥しかない・・・
この世の中はプラス思考の派閥と、マイナス思考の派閥しかありません。あなたはどっちの派閥に属しますか。プラス思考の派閥はあなたを成長させてくれます。しかし、マイナス思考の派閥はあなたの成長の足を引っ張ります。どっちの派閥に属するかによってあなたの運命は決まるのです。もし、今あなたがマイナス思考の派閥に所属していたら、即刻プラス思考の派閥に鞍替えすることをお勧めます。

No18. 劣等感はあなたを成長させてくれる原資だ・・・
人間何が成長させてくれるか分かりません。人と比較して極端に劣っているところがあると悩んだりします。背が低かったり、足が遅かったり、勉強の理解が遅かったりすると劣等感にさいなまれます。しかし、この劣等感が「なにくそ!!」というバネになって思わぬ才能が発揮され、あなたを成長させてくれるのです。人間は不思議なもので、恵まれていたり、何一つ心配がなかったりした場合、なかなか成長できないのです。人間を成長させてくれるのは「マイナスの状況」になったときなのです。ですから、もしあなたが何かの「マイナスの状況」に遭遇したら悲観することはありません。このピンチをチャンスに変えればいいのです。

No19. すべての行動の源は「心(又は考え方)」だ・・・
「心」、これほど抽象的で分かりにくいものもありません。人間の中枢神経全体の神経細胞の数は1,000億から2,000億の間と推定されています。このような多くの神経細胞を持っている私たちの「心」を決める脳は超超精密で繊細にできているのです。ですからほんのちょっとした言葉で傷ついたり、逆にちょっとした言葉で元気になったりするのです。このような「心」を私たちはどのように治めていったらいいのでしょうか。昔から行われているのはお坊さんがよく実行している「修行」です。修行することによって「悟り」を開いていくやり方です。しかし、これは忙しい現代人にはなかなかできません。現代人にできる手っ取り早いものは「考え方」を習得することです。これは書物などで簡単にできます。この人間にとっての「考え方」というのはあなたを決定するものであり、人間を支配しているものでもあります。「心」を「考え方」と置き換えてみると抽象的ではなくなってくると思います。つかみ所のなかった「心」が身近になってきたと思います。これからは「考え方」というものを軽く考えないで、このような視点でとらえてみてください。そして多くの本を読んでみてください。そうすればあなたの心はどんどん成長していくことでしょう。今のあなたが今の状態でいるというのは、あなたが前からこうなることを考えてきた結果なのです。ですからあなたがどんな人間になりたいかは、あなたがどんなことを考えるかによって決まります。

No20.「苦悩」は天からの贈り物・・・・
人生には様々な壁が立ちはだかります。なかなか思い通りにはいきません。金がなくなってくれば金の苦労が出てきます。その他様々な苦労が待ち受けています。苦労の中でも答えがすぐに出て、解決のめどが立つものであればなんの問題もないわけです。問題は答えが出ない苦労です。答えが出ないものは「悩み」となって表れます。人間を苦しめる最大の壁となって立ちはだかります。この「苦悩」をどう乗り越えていくか。この乗り越え方は人それぞれです。問題によっても違いますが基本は、①まず自分で考え抜く、②人に相談する、③人の意見を参考にして、もう一度自分でその問題を考え抜いて見る、④最終的に自分で答えを出し、決断する、というパターンで乗り越えることができます。苦しいかもしれませんが、自分の頭でまず考えることが大切です。そして最後は自分の考えで答えを見出すのです。答えは最後にあなたの心の中に生まれます。苦しめば、苦しむほど(考えれば、考えるほど)あなたは人間的に一回りも、二回りも成長することができます。ここで一番大切なことは②の「人に相談する」ということです。人によってはなかなか相談できないという人がいます。なんとしても自分の力で解決したいという気持ちが強い人です。しかし、考えてみてください。一人の知恵というのには限界があります。昔からのことわざで「三人寄れば文殊の知恵」というではありませんか(※文殊とは知恵の徳を受け持つという菩薩のこと)。一人で見ている世界は意外と狭いものです。そういった意味で、様々な経験を積んでいる人、または組織に相談することは問題解決につながる突破口が開かれる可能性が大きいのです。  人間は苦悩を抱えてしまったとき、どうしても自分の殻に入ってしまう傾向があります。そしてその殻の中で堂々巡りしてしまうのです。中には簡単にこの殻を破って問題解決へと進んでいくことの出来る人もいます。しかし、中にはどうしてもこの殻を破ることの出来ない人もいるのです。実はこの殻を破ることが人間的に成長していくことなのです。勇気をもってこの殻を破って人に相談したりして問題解決を図り、人間的にも成長していきましょう。人間は「苦悩」がなければ成長できないし、心も鍛えられません。苦悩を抱えたら「天は俺(私)を試しているな」と思うようにしましょう。天は容赦なく人間に「この問題をどうする!!」と投げかけてくるのです。そしてこの投げかけられた問題を悪戦苦闘しながらも解決していくところに人生の面白さ、楽しさがあるのです。こんな捉えかたをすれば苦労も楽しくなってきます。ですから「苦悩」は天からの贈り物なのです。

No21.「能あるタカは爪を隠す」時代は終わった・・・
まったく先の見えない時代になってきました。今まで最高を極めていた超優良企業があっという間に最大の赤字を抱える企業へと転落する時代になってしまったのです。このような混迷した時代に突入してしまった今は「能あるタカはつめを隠す」とか「出る杭(くい)は打たれる」というようなことを言っていられない時代になりました。こんな時代は「能あるタカは爪を出せ」、「出る杭は打つな」という発想で乗り切らなくてはなりません。だから、もしあなたが会社員であればどんどん会社に新しいビジネスアイデアの提案をしましょう。どんどんあなたという人間を知ってもらうのです。遠慮はいりません。能あるタカは爪を隠してはいけないのです。何でもかんでもそろっている時代です。これからの時代アイデアの勝負の時代なのです。このような時代に勝利していくためには遠慮していたらたちまち敗者になってしまいます。会社もどんどん新提案をしてくれる社員を望んでいるのです。新提案をする基本は「信念と使命感と価値観」です。これさえしっかりしていれば、もし採用されなくても次に結びついていきます。あなたという人間を理解してもらえるからです。とにかくこれからの時代は「能あるタカはどんどん爪を出せ!!」の時代なのです。

No22. それでも地球、太陽は回っている・・・
私たちが何もしないで寝ていても、地球は時速約1,400キロメートル(日本での位置)の速度で自転し、太陽の周りを秒速約30キロメートル(時速約108,000キロメートル)の速度で公転しています。太陽は天の川銀河系の中心を秒速約217キロメートル(時速約781,200キロメートル)の速度で回っているのです(太陽が天の川銀河系の軌道を一周するには約2億5000万年かかります)。このように私たちが何もしなくても間違いなく時間だけは過ぎていきます。将棋のような「待った」はないのです。人生は「待ったなし」なのです。そして間違いなく終わりが訪れます。これだけは真実です。このような宇宙的視野で私たちの人生を見ていったとき、私たちは何をこの世の中にしていけばいいのでしょうか。いろいろなことが考えられます。それは一人一人違います。又、違っていいのです。私たちに与えられている時間というのは、短いようで長く、長いようで短いのです。今までの人生を振り返ってみてください。ついこの間、子供時代ではありませんでしたか? 夏になれば、川に入って魚とりや水遊びをした思い出がよみがえってきませんか。又、鬼ごっこや、ビー球で遊んだ記憶がよみがえってきませんか。このように、ほんとうに時間というのはあっという間なのです。しかし、このあっという間の時間が私たちにとっては本当に大切なのです。このあっという間の時間を何に使うかによって人生は決まってしまうのです。悪いことに使うか、それともいいことに使うか。ただ流されて生きていくか。ただ漠然として生きていくか。夢や目標を持って生きていくか。何かに挑戦し生きがいを持って生きていくか。それはあなたの選択にかかっているのです。悔いのない人生を送るためにはどうしたらいいのか、ということをこの機会に考えましょう。お互いに晩年になって「俺(又は私)の人生は一体何だったのだろう?」とだけは思わないようにしたいものです。 

No23. 結局最後、人生を楽しんだ者が人生の勝利者になる・・・
あなたは人生を楽しんでいますか? こんな質問をいきなりされてすぐに「はい。私は人生のすべてを心から楽しんでいます」という返事が出来る人は何人いるでしょうか。すべてとなるとなかなかいないのではないでしょうか。人生にはプラスの出来事は簡単に楽しむことは出来ます。しかし、マイナスの出来事となるとなかなかそうはいきません。落ち込んだり、暗くなったり、悩んだり、不安、焦燥感等に襲われ心は忙しくなるのです。暗雲が立ち込めるのです。楽しむどころでは普通はなくなってしまいます。しかし、すべての苦労、課題、苦悩等のマイナス現象も楽しめば人生は大きく変わります。心と魂は違うことを知れば人生のマイナス現象に振り回される可能性はごくごく小さくなっていきます。だから今問題となっている「いじめ等」も楽しんでしまえばいいのです。いじめている人に「私をいじめて鍛えてくれるのか?! ありがたいわっははは・・・」と笑えばいいのです。相手は怖くなって逃げていきます。いじめている人間は自分より強い人間を攻撃することは出来ません。だから相手より強くなりましよう。何でも笑えば相手は怖くなります。

人間は心の表面のマインドという世界で一喜一憂しているだけなのです。心の奥の奥にある人類共通のダイヤモンド魂を認識すれば苦労等人生のすべての負を逆にだんだんと楽しめるようになっていきます。そうなれば人生しめたものです。人生の中で起きるいやなことすべてを楽しむ境地にしてくれるのがダイヤモンド魂の「メルシーちゃん」です。

人間は、みな最後は同じ「天国の駅」に行きます。乗っているこの世の寝台付き「タイムトレーン」の等級(生活レベル)は違いますが乗っている車両は同じです。目に入る景色も同じです。目的地も同じです。この列車は各駅(西暦何年何月何日駅)に停車し、最後には「天国の駅」という同じところに行きます。この列車は二度と通過してきた駅には戻ることは出来ません。だからすべてを楽しまなければ損です。人間最後に残るのは「思い出」だけです。この列車の心に映る風景はあっという間に過ぎ去ってしまいます。だから心の映像は「すべて良い思い出」にしておきましょう。すべて「良い思い出」にする秘訣はすべてを楽しむことです。楽しむことが人生を豊かにしてくれます。

金はなくてもカップ一杯の酒で人生を楽しむ者、350mlの発泡酒を飲んで楽しむ者。安くてもおいしいものを食べて人生を楽しむ者、カラオケで歌を歌って人生を楽しむ者、自分の好きな趣味を生かして人生を楽しむ者、何かに挑戦して人生を楽しむ者、田舎暮らしを楽しむ者、短歌や俳句を創作して楽しむ者等々・・・金はなくても楽しみ方は人それぞれです。しかし、有り余る財産があってりっぱな豪邸に住んでいても、人生の楽しみ方を知らなかったら人生を生きる意味がありません。結局、人間はいかにして「人生を楽しむか」にかかっているのです。だから人生のマイナスも含めてすべてを楽しめば最終的に人生の勝利者になれるのです。ですから人生の勝利者は単に金持ちでもなく、単に事業等の成功者でもないのです。

「人生はどういう“心持ち”で生きていくか?」 であなたの人生は決まります。「心の持ち方一つ」で決まるのです。だからどんなことが過去にあったとしても、これからどんなことがあっても明るく前向きに楽しみながら生きていきましょう。こんなことを言うと「私はそんな楽しむまではいかない。食べるのに精一杯でそんな余裕はない」と言う方がいます。ここでいう楽しみは「心持ち一つで決まる楽しみすべて」なのです。ですから「仕事自体を楽しめばいいし、お昼にお弁当を食べることも楽しめばいいのです。職場の人間関係も楽しめばいいのです」。このような「すべてを楽しむ心持ち」は人生を豊かにし、最後には人生の勝利者になれます。一人できょうも仕事が終わり、家に帰って片手にカップ一杯の酒を飲みながら「今日、西暦何年何月何日駅を無事通過した。いやなこともあったが、無事一日終わったことに感謝します。時間はあっという間なのでそれも楽しい思い出にしよう。私はこのわずかな酒で今を楽しむことが出来る。私はこんな小さな幸せを楽しむことが出来るのだ。私は幸せ者だ」とつぶやきましょう。そうすればいやなことがあった今日一日を「良い思い出」とすることができます。そして明日も明るく前向きに生きていけるのです。小さな幸せに喜びを感じることができれば、人生は豊かになるのです。  

※金持ちの方でも人生の楽しみ方を知っている方々は大勢います。また、失敗等した方も最後には人生を楽しみ「人生の勝利者」になりましょう。人生を楽しむ魂を創造してくれるダイヤモンド魂のキャラクター、それが「メルシーちゃん」です。人生の勝利者とは人生の中で起きる「すべてのこと」に「楽しむ」という「幸福オプション部品」をつけて生活することが出来る人のことです。この「幸福オプション部品」をつけるのにさほどコストはかかりません。この「幸福オプション部品」をつければ「ツンツン」もなくなり「ギスギス」という摩擦音もきっとなくなるに違いありません。
※注意・・このホームページ内の楽しむとは享楽主義になることではありません。誤解のないようにお願いします。

笑って死んでいける人生を歩もうではないか

あなたは立ち止まってはいけない。あなたが立ち止まっても、この地球は回転し続けるのです。時間は止まってくれません。ならば、今抱えている問題を解決し、新たな目標に向かって前進しようではありませんか。

過去は過去。ぐじゅぐじゅ考えていても前進できません。とにかく前を見るのです。人間、悪いことをしても、良いことをしても終着駅は同じです。ならば、良いことをして生きていこうではありませんか。

人間、「オギャー」と生まれた瞬間から「死」にむかっています。わざわざ途中で、自分を死刑にしなくてもいいのです。自分に与えられた時間を悔いのないものにし、笑って死んでいける人生を歩もうではありませんか。

※この機会に「死生観」をじっくり考えてみませんか。「人間は絶対に死ぬ」このことは間違いのない事実です。ならば最高の「死に方」はどういう「死に方」なのだろうか?こんなことを考えてみると、おのずと「生き方」が見えてくるのです。本当に自分がやりたいことは何なのか。ということをこの機会に自問自答してみるのもいいかもしれません。悔いのない人生を歩むことができれば「笑って死ぬことができる」のではないか、と思うのですがあなたはどう考えますか。人は「オギャー」と生まれて途中で様々な事故、事件、天災などで命を失う人もいるのです。このことはいつ自分の身に降りかかってくるか分からないのです。だからいつ死んでもいいような「生き方」をこの機会に考えてみませんか。そして、今生きていることに感謝して、新たな人生の目標を考えてみてはどうでしょうか。そこに生きる希望も沸いてくるのではないでしょうか。

本気で生きる=完全燃焼=悔いのない人生=楽しい=笑って死んでいける