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「デキルマン®」になれる七つの信念(最低No.2とNo.6の二つの信念でなれる)
No.1 「挑戦」を甘く考えない。
●世の中ではよく「挑戦」という言葉がはやっています。しかし、これらのものに踊らされてはいけません。このNo.1は挑戦する前に必ず読んで頭に叩き込んでおいてください。
挑戦は自分の能力のなさを露呈してくれるかもしれません。そのことを覚悟してゼロから勉強して立ち直る覚悟があれば挑戦しましょう】・・・・
「挑戦」は自分が「できる人間だ」と思っていたのが「できない人間だった」ことを教えてくれるものでもあるのです。そのことを挑戦する前に覚悟して、ゼロから勉強して何回でも再挑戦できるかどうかであなたが真に成長できるかどうかが決まります。
挑戦とは「長く暖かいこたつに入っていた者が、自らの意志によって外に出て北風の中に身をさらし、苦労を楽しむことを覚悟で走り始めることです。」 ※ きょうからあなたも暖かいこたつから出て北風に身をさらして早速今日から走り始めませんか。
この世の中で「挑戦」という言葉が流行しています。しかし、挑戦とは自分の能力のなさをわざわざ明確に露呈してくれる場合があります。そんなことを言っている者はほとんどいません。ただただ挑戦すれば何かいいことがあるかのごとく言い放っている者がほとんどです。しかし、挑戦には一つの覚悟が必要なのです。ここではそのことを伝えたいと思います。挑戦とは次々と壁が出現してくるものだからです。「覚悟」はその「壁」にうろたえることがないようにするために必要なのです。
何かに挑戦して一回で成功することはほとんどありません。中には成功する方もいますが、だいたい成功しません。もし、失敗した場合は再挑戦となりますが、またまた失敗するかもしれません。そうすると自分の能力のなさというものがはっきりと露呈してしまいます。その時にまた「ゼロから勉強してやり直す覚悟」がなければ、最初から安易に挑戦してはいけません。その「覚悟」があって初めて挑戦する意味があるからです。
「覚悟」がないと人間は挑戦してうまくいかなかった場合、精神的にダメージを受けてしまいます。そのダメージを受けたときに救ってくれるものが「最初の覚悟」なのです。能力のなさが露呈して「ゼロから勉強してやり直す覚悟」をしないで安易に「挑戦」という言葉に踊らされて挑戦してしまうとダメージを受けたときに立ち直れないケースも出てくるのです。その象徴的な出来事は日本のバブル経済崩壊によって多くの方々が事業等の行き詰まりにより自殺してしまったことです。バブル経済による繁栄で多くの方々が踊らされ「覚悟なき挑戦」に突入していったのです。しかし、バブル経済の崩壊により「覚悟なき挑戦」に突入していった多くの方々が、最終的に行き詰り、心にダメージを受け、立ち直れなくて自殺の道をたどったのです。そのことは記憶に新しいと思います。そんなことがあったことを思い出して「覚悟」というものがいかに大切かを頭に叩(たた)き込んでおきましょう。「覚悟」があれば問題が起きた場合でも冷静に対処できるのです。
挑戦するということは最悪「はいつくばって苦悩のどん底をのたうちまわること」になる場合もあります。ほとんどの場合、苦悩のどん底を経験しないと実は本当のものは見えてきません。ですから、苦悩のどん底に勝利する精神的武器は「最初の覚悟」です。
「苦悩のどん底」に落ちたら「最初から勉強のやり直しだ」と覚悟して最初のスタートラインに戻ればいいのです。挑戦したものに失敗したからといって命を取られることはないのです。むしろ人間は失敗から多くのことを学ぶのです。言葉ではこんな簡単な表現になりますが、これは「挑戦する前の最初の覚悟」がなければ実現しません。現在多くの自己啓発等に関する本等も多く出版されています。そんな中には必ずと言っていいほど「挑戦することはいいことだ」とうたっています。そのこと自体はすばらしいことです。しかし、「挑戦」を一面的にとらえるのではなく、多面的要素にとらえることが出来る複眼的思考でとらえてから挑戦しましょう。
No.2 言い訳をしない人間になる・・・あなたが「デキルマン」になるために絶対必要な信念。
「価値ある人生の明確な目標」を決めてそれに挑戦していく過程で様々な困難が、手ぐすね引いてあなたを待ち構えています。あなたが本物かどうかを試そうと待っているのです。人間はすぐに何かの壁にぶつかると、すぐに言い訳をして、その自分の決めた目標をあきらめたりします。代表的な言い訳は「お金がない」「時間がない」「年だから」「女房が反対している」「親戚が反対している」「友達がそんな馬鹿なことはするなと言っている」「友達が成功するはずがないと言っている」などなどです。
人間は都合の良い「もっともらしい言い訳」を考えることが得意なのです。壁にぶつかった時、その困難から逃げたくて何か言い訳を考えたならばあなたは「デキルマン」にはなれません。「デキルマン」になるためにはあなたの断固たる意志が必要になります。あなたに断固たる意志があればすべての壁は乗り越えられます。あなたに断固たる意志があればすべての者はあなたに道を譲ります。要はあなたに「この問題はどんな困難が待ち受けていようと必ず目的は成し遂げる」という断固たる意志があるかどうかなのです。ですから今「私は絶対に言い訳をしない人間に今からなる」と決意しましょう。
人間が輝きを失っていくのは、もっともらしい言い訳をするときから始まります。言い訳は己の魂の衰退(又は滅亡)を意味します。「デキルマン」になることを阻止する最大の敵はあなた自身なのです。ですから言い訳をしないことはあなたの中の弱いあなたに、強いあなたが勝利したことを意味します。
※ 他人や組織はあなたに何かあったとき、言い訳をするかどうか良く見ています。「遅刻する」「約束を守れなかった」「前に言っていたことを実行できなかった」等々数え上げればきりがないくらい人間は「スパッ」と物事がうまくいきません。そんな「スバッ」といかなかった原因があなたやあなたに関係している人や組織にあったとしても、最初に言い訳をする人がいます。これはやめましょう。まずは、間髪入れずに「謝(あやま)る」ことです。これが重要です。言い訳を最初にグタグタ言うと信頼が崩壊しかねません。他人や組織はあなたという人間が今後付き合っていく中で信頼できるかどうかの尺度の一つとして「言い訳をしない人間かどうか」を良く見ているのです。なぜ見ているのか。それはあなたの人間としての度量を観察しているからです。きっとあなたもそこを良く観察していると思います。人間は誰も「悪い人」になりたくありません。常に「正しい人」になりたいのですが、何かあった時は、まずは「スバッ」と謝ることのできる(=悪かったことを認める)人間になりましょう。「謝りっぷり」が勝負を決めます。謝った後で詳細の報告をすればいいのです。何かあった時、何もなかったかのような「当たり前の顔」は人間できないのです。なぜ人間は言い訳をするのか、それは主に「一時的に嫌な問題から逃(のが)れたい」「悪い人になりたくない」からと考えられます。
No.3 人生は失敗を恐れるな、挫折を恐れるな。人生は「失敗の出口門」と「挫折の出口門」の扉を開けないと、「新しい価値」を発見することは出来ない。失敗と挫折はそのままで終わらせてはならない。
人間は誰しも失敗したくありません。挫折もしたくありません。しかし、現実は失敗もあり、挫折もあるのです。アメリカの発明王のエジソンは失敗と挫折の連続でした。しかし、エジソンは「失敗の出口門」と「挫折の出口門」の扉を開けて「新しい価値」を探求しました。そして多くの「新しい価値」を発見して素晴らしい価値ある製品を発明しました。多くの失敗と挫折の出口門の扉の先に、今まで人類が気付かなかった「新しい価値」が存在していたことになります。このことは「新しい価値」が「失敗の出口門」と「挫折の出口門」の扉を開けないと「新しい価値」を発見することができないことの証明でもあるのです。
“「新しい価値」という答えは挑戦した後にしか出ない”
「扉を開ける」ということは「あきらめない」ということです。「あきらめない」ということは前向きな境地です。失敗や挫折をすると人間は魂のパワーが無くなります。要するに魂がなえて落ち込むのです。落ち込みがひどくなってくると「心の病」になる場合もあります。最悪、自殺する場合もあるのです。魂の状態を「暗」から「できる」という「明」の前向きな状態になかなか変えることができなくなるのです。そんな状態に陥らないために「GFIT法」で新境地を切り開き「失敗の出口門」と「挫折の出口門」の扉を開けて新しい価値を発見してください。もし仮に魂が「暗」になっても「明」に変換できます。その変換方法が「GFIT法」です。
繰り返しになりますが「扉を開ける」ということは「あきらめない」ということです。これは前向きな境地です。そんな「前向きな境地」を創造する方法が「GFIT法」なのです。「新しい価値」を発見するパワーは人間の内面の境地が大きく関わっているのです。人間の世界にはまだ誰も気付いていない「新しい価値」が無尽蔵にまだまだあります。人間が創造力を失わない限り「新しい価値」はどんどん産まれます。これは人類が発展して栄えるための源です。特に日本は物的資源が乏しいので無尽蔵にある「新しい価値」を発見して未来を積極的に切り開いていかなければなりません。そんな「フロンティアスピリット」を下支えする魂が「新しい概念のメルシーちゃん」なのです。
人間の可能性を少しでも引き出していこうという「人生に窮しない陽気魂」が「新しい概念のメルシーちゃん」です。
●「メルシーちゃん」と「GFIT法」はデキルマンの内面を支える重要な概念です。人生はどんな時でも「強固で明るく正しい人間観(=人類のアイデンティティ)」を持ち続けるために必要なキャラクターです。
※ 過去において没になった企画や失敗したものを、角度を変えて見てみたり、ひとひねりしてみたりしてもう一度見直してみると、今まで気付かなかった「新しい価値」を発見できるかもしれません。再度ひっぱりだして見直してみましょう。
「新しい価値」を創造していくためにはデキルマン魂が必要です。可能性がゼロでない限り挑戦していきましょう。
No.4 現代人の「前向きに生きるための新しいスタイル」。
人間の行動やコミュニケーションを妨げている原因の一つに、人間が勝手に考えてしまう(又は思い込む)ものに「先入観」というものがあります。例えば「あの人はきっと私のことを何々のように思っているに違いない」「あの人は私のことを嫌いだ」などと勝手に思い込んでしまうのです。営業職の方にいたってはアプローチもしていないのに「こんな商品を紹介してきっと断られるにきまっている」などと勝手に自分で決めてしまう人もいるのです。そして極端な例としては、他の人が自分をみているだけで「わたしを馬鹿にしているのか」などと思い込む人さえいるのです。悪いことに、だいたい悪い方、悪い方へと思い込んでいく傾向が人間にはあるのです(性格によりこのような傾向が無い人もいます)。又、会話などを全然しなくなった人が「急に冷たくなった」と一方的に思い込み、相手を憎んだりします。相手は冷たくなったのではなく、色々な事が自分に起きているので気が回らなくなっただけなのかもしれないのに、勝手に思い込む人は相手の事などまったく考えないで勝手に考えてしまうのです。最悪の場合、相手に危害を加える人さえいるのです。これらは人間関係やその他の原因で勝手に思い込む先入観です。ほとんどこれらの先入観は「妄想」に過ぎません。この先入観という妄想が「デキルマン」になることを阻止する敵です。
しかし、人間の弱いところはこのような「妄想」で人との壁を造ってしまうところなのです。このことが行動やコミュニケーションを妨げて、前向きに生きていけない一つの原因になっていると考えられます。本来人間は「人を愛したい、人から愛されたい」という思いを潜在的に持っています。しかしいろいろなことが原因で「妄想」がそれを邪魔するのです。
人間がいだくこのような妄想(マイナス的要素)を少しでも払拭してくれる一つの方法がメルシーちゃん(愛と笑顔と感謝の心)をイメージすること(プラス的要素)なのです。このメルシーちゃんをイメージすることによって、人間が本来持っている「明るさとホットな心」すなわち「人間味(優しさとぬくもり)」を引き出すことができるのです。人間にとって、プラス的要素によってマイナス的要素を払拭することができるからなのです。⇒グッドフィーリングイメージトレーニング®法の真骨頂です。
マイナス的要素の考え方が払拭されたとき、人間は前向きに生きていけるのです。これが忙しい現代人の「前向きに生きるための新しいスタイル」です。
前向きに生きていくと、人間には失敗等のマイナス要素から見逃すことのできない利益が多くあることも分かります。多くの失敗等の苦い経験をすることによって失うものもありますが、受ける利益も多くあるのです。そしてそれが人間的成長を促す薬(又はビジネスの種)になるのです→失敗等すると失ったものばかりに目を奪われます。しかし失敗等の陰に隠れている、今までまったく気付かなかったことや、新しい発見等の利益もあることを決して見逃してはいけません。次のステップへのエッセンス等が往々にして失敗等のマイナス要素に隠れているのです。
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ですから、人生の中で失敗等のマイナス要素に遭遇しても悲観することはありません。何かあった時、下記の「人間的成長図」を見て元気を出して下さい。己が成長出来ない理由を外に求めてはいけません。己の成長は内面を勉強等によって磨きましょう。生きている今がそのチャンスです。ボケーっと生きているとそのチャンスを失います。
●デキルマンになるためには失敗等の影に隠れている有益な価値を見逃してはならない。だから・・ ➞失敗、挫折=お宝=神様
なのです。
●ある有名な精神科医は「失敗しない人生は、その人生そのものが失敗だ」と言っています。要は何も学べなかった人生、すなわち何も実りがなく、精神的にも成長出来なかった人生、ということです。
※ここで言う「利益」は主に目に見えない利益のことです。例えばリストラをされた場合、リストラを言い渡す人は何の変化もなくそのままの人生です。しかしリストラされた人は新しいことにチャレンジできるチャンスと、新しい可能性を見出すチャンスという利益が生れます
No.5 人間は不遇又は逆境の時こそ真価が問われる。
人間誰しも不遇や逆境、失敗などのマイナスの出来事には遭遇したくありません。しかし、人間は聖人君子ではありません。何らかの原因で間違いや失敗を犯すのです。そんな人生のピンチに陥った時、どのような考え方をすれば最悪の状況から脱出できるのでしょうか。下記に二人の政治家を例に考えてみました。
例1・・・ある政治家Aは悪いことをして有罪となり監獄に入れられました。彼はこのような事態になったのは自分の不徳のいたすところと深く反省し、今までの己を振り返り、徹底的に己を見つめ直しました。そしてこの機会にいろいろな本を読み、人間として一からやり直す覚悟をしました。その結果、彼は服役後、政治家として一から出直す道を選択しました。その結果彼は出所後、最悪の不遇をひっくり返すことができました。その後彼は大物政治家になりました。
例2・・・ある政治家Bは悪いことをして有罪となり監獄に入れられました。彼は大きなショックを受け、悪い方、悪い方に考えてうつ病になり、将来を悲観して最後に自殺してしまいました。
あなたがもし上記の例のような状況に置かれた場合、どっちを選択しますか。もちろん例1を選択することと思います。しかし、人間は順調にいっていればいるほど、いざ不遇や逆境や失敗などのマイナスの環境に置かれた場合どうなるか解りません。ここで解ってもらいたいことは「不遇や逆境や失敗などのマイナスの出来事は考え方によってステップアップのためのチャンスになる可能性がある」ということです。そしてその考え方がマイナスの出来事をひっくり返すことになる可能性が大きいのです。人間の真価が問われるのはマイナスの出来事に遭遇した時なのです。もし、あなたが会社などの組織から左遷され、評価が極端に落ちた時はこのように考えてがんばってください。きっと大きく成長できます。人生には踏ん張りどころがあります。マイナスの出来事に遭遇した時はまさに人生最大の踏ん張りどころなのです。
※ 失敗は反省という歯で細かく噛み砕いて失敗の原因を分析し、再挑戦していくことによってのみ血や肉となり、己を成長させてくれます。ですから失敗したからといって悲観することはないのです。人間は失敗しないと成長していく栄養素を作りだすことができないのです。成長するためには失敗が必要と言っても過言ではないのです。ですから人類の成功した先人は「リスクを恐れるな」と言っているのです。成功者とは多くの失敗を乗り越えてきた人のことをいうのです。「失敗は成功の基」を英語で表現すると「Failure teaches success.」です。この中の単語の「teaches」に注目してください。「多くのことを教える」と表現されているのです。実は失敗は今まで解らなかった多くのことを教えてくれる先生だということです。失敗は悲観するものではないのです。
No.6 最大の敵は己だ・・・あなたが「デキルマン」になるために絶対必要な信念。
依存体質からの脱却
最初から強い人間はほとんどいません。人間が強くなっていくためには生きていく中で様々な困難や、逆境というマイナスの局面に遭遇しても、その問題から逃げないでその問題との闘いで自分に勝利していくことによって強くなれます。必ず人生の中で、自分との闘いの局面が現れます。その時が運命の分かれ道となります。その局面が現れたら必ず自分の弱さに勝利してください。そうすれば強くなれます。
(1) あなたはおそらくいろいろな本を読んだりして多くの知識があると思います。これらの知識は参考にはなります。しかし、苦悩の克服の根本は、まずは最大の強敵である 己 との闘いでまず勝利しなければなりません。人に問題を相談するにもまずは「己」に勝たなければなりません。 ここから人生はすべて出発します。 人生の出発点は 「人生の最大の敵は 己 だ」 ということをしっかりと頭にたたきこんでおく必要があります。
途中で様々な誘惑をもう一人の「己」がささやきます。その「ささやき」に勝利しなければならないのです。もう一人の「己」があなたをあの世へ引っ張り込む可能性もあるのです。「そんなに苦しいのなら死んだ方が楽だ」とか「人間、いつか死ぬから今死んでも同じだ」などと言ったことをささやきます。また「お前をだめにしたのはこの世の中だ。だから幸せな人間に復讐しろ」「人のものを盗め」「万引きしろ」「火をつけろ」等と、とんでもないことをささやく可能性があります。こんなことをささやいたら「くたばれ悪党め !! ふざけるな !! 私の中から出ていけ !! 」と声を出して頭の中から追っ払ってください。人間の魂は「悪玉魂」と「善玉魂」が同居しています。普通は「善玉魂」が支配するように教育されてきますが、人生の中で壁にぶつかったり、マイナスの出来事に遭遇したり、悪友や社会の中の様々な誘惑、そして様々なストレスによって突如として「悪玉魂」が主役に躍 ( おど ) りでてくる場合があるのです。その時は「くたばれ悪党め !! ふざけるな !! 私の中から出ていけ !! 」と言って頭の中から追い出すのです。 ここが運命の分かれ道です。 敵は世の中でもなく、人でもないのです。最大の敵はあなたを悪に誘ったり、自殺に追い込んだりするもう一人の「弱いあなた」の「悪玉魂」です。その弱いあなたに、あなたは「強いあなた」の「善玉魂」で攻撃し撃退してください。「弱いあなた」の「悪玉魂」は悪を実行させるためにもっともらしい理屈を考えるのが得意です。その「もっともらしい理屈」に惑わされてはだめです。「強い善玉魂のあなた」はそんな「もっともらしい理屈」に「強い善玉魂」で「くたばれ悪党め !! ふざけるな !! 私の中から出ていけ !! 」と頭の中から追い出して勝利してください。
(2) 人生は毎日、毎日が闘いなのです。病院へいけば看護師さんは毎日患者さんのために闘っています。ドクターも病気をやっつけるために毎日闘っています。警察官も日夜悪いやつを捕まえるために毎日闘っています。刑務所では刑務官が毎日服役者を更生させるために闘っています。会社員も毎日業績を伸ばすために多くの商売敵と闘っています。東北で、津波で被害を被った方も毎日闘っています。議員も国民の幸せのためにはどういう考え方の法律などがいいか与党と野党に分かれて闘っています。学校の先生もみんなにどうやったら勉強が解ってもらえるかといつも考えて闘っています・・・。人間はみんな闘っているのです。闘っているのはなにも人間だけではありません。他の動物も毎日闘っているのです。特にジャングルやアフリカに住んでいる動物は生死を分けての、 食うか食われるかの闘い です。海の中の魚なども生死を分けての、食うか食われるかの闘いです。地球に住んでいる生き物はみんな毎日闘っているのです。
アフリカなどの人間以外の動物は生死をかけての闘いを毎日繰り広げています。中には人間対動物が生死をかけて闘う場合もあります。しかし、今の日本はそんな生死を分けた闘いはありません。選挙で落ちたからと言って相手に処刑されることはありません。公務員が悪いことをして、その責任の取り方として切腹を命じられ介錯 ( かいしゃく ) されることはありません。江戸時代だったら切腹です。戦国時代などは生死をかけた闘いを武士は繰り広げました。そのため戦 ( 今で言うと選挙 ) に負ければ処刑されました。
現代は形を変えて経済戦争となっています。ほとんどの人がこの経済戦争で闘っています。国は経済が基本となって、すべて成り立っているからです。ですから経済界は日本の土台です。この土台を支えている戦士がビジネスマンなどです。一昔前には世界の人々は日本人を「エコノミックアニマル」と呼んで恐れていました。とにかくすごかったのです。何がすごかったのかというとそれは 「闘志」 です。よくコマーシャルで「 24 時間闘えますか !! ビジネスマン ビジネスマン ・・・」という歌が流されていたくらいです。 この「闘志」と言う意味は「闘う意欲」ということです。これが一昔前は日本のビジネスマンなどにあったのです。そのために GDP 世界第二位の地位を築けたのです。もちろん今もあります。なぜこんなことをいうのかというと、 人間にとってまず闘うためには、この「闘志」が必要だということです 。これを言いたいために少し文章が長くなりました。
それではこの「闘志」はどこから出ているのかということになります。これはあなたの「魂」からです。そうするとこの「魂」の中には前にも記しましたが「悪玉魂」と「善玉魂」が住んでいます。「悪玉魂」はあなたの人生の足を引っ張る役割を果たします。要するにマイナスエネルギーの闘志です。「善玉魂」はあなたを幸せに導く魂です。要するにプラスエネルギーの闘志です。闘志にもプラスとマイナスがあります。「心の病」等の何らかの問題にあなたが人生の中で遭遇すると、魂のうちのマイナスエネルギーの「悪玉魂」が悪さをする場合があります。「何事もすべて悪い方、悪い方に考えろ」とあなたにささやく場合があるのです。それももっともらしい言い訳をちゃんと用意します。最悪は「どうせ人間いつか死ぬんだから、今死んだ方が楽だ」なんてことをささやきます。ですからあなたはそんな時「悪玉魂」と最初に闘わなければなりません。あなたの武器はプラスエネルギーの「闘志」を持っている「強いあなた」の「善玉魂」です。あなたはこの「善玉魂」の力を借りて「悪玉魂」と闘ってください。「己」の中の「悪玉魂の己」とまず闘って、それに勝利することが病気などのすべての問題に勝利する第一歩なのです。人生最大の強敵は「己」の魂の中にいる「悪玉魂の己」なのです。世の中でもないし、人でもありません。まずはあなたの持っているすべてのプラスの「善玉魂」の「闘志」で「悪玉魂の己」に勝ってください。そうすれば人生しめたものです。
人間の人生の出発点は、まず悪玉魂の「己」に勝つことからすべてが始まるのです。 この最初の闘いでつまずくと人生はなかなかいい方向にいきません。逆にこの闘いで勝利すればいい方向にいきます。あなたの「人生飛行機の垂直尾翼」を「善玉魂で必ず勝つ方向」に向けてください。そうすればしめたものなのです。このことが良く解らないと人生飛行機はエンジンと主翼などがしっかりしていてもいつか墜落するのです。このことをしっかりと頭にたたきこんで生きていってください。
そして最後になりますが、この「強い己の善玉魂」は闘うためには「エネルギー」が必要になります。「闘志」の中の意欲は多くのエネルギーを必要とします。この「エネルギー」は「己」の中から調達しなければなりません。ですからこの「エネルギー」の製造方法を知らなければなりません。このエネルギーの製造方法は「 あれこれ、あれこれ、こうでもない、あーでもない、そうでもないとごちゃごちゃ考えない 」ことです。頭の中を空っぽにすることです。空です。無です。それで充電すれば「エネルギー」は蓄積されます。とにかく単純になれということです。そうすることによって集中力も蓄積されていくのです。 単純なものは最強のパワーを出すのです。 要するに「悩まない、迷わない、雑念妄想を抱かない」ことです ( ただしプラスの妄想は OK) 。
No.7 前向き肯定的に生きる・・・まずは0(ゼロ)から1(イチ)へ・・・この心の姿勢があなたの成長の門だ。
「私はダメな人間だ」「私は頭が悪い」「私は今、刑務所に入っている」「私は何をやってもダメだ」「こんな格差が広がっている世の中では自己実現は難しい」「私は学歴がないのでダメだ」「私は金がないので何も出来ない」等々と嘆いている方々はここで考えてみてください。確かに人間は現状を直視した場合、未来を輝かせるアイデア等はなかなか見つかりません。しかし、あなたがそう考えている間にも人類は確実に進歩しています。
それではこの進歩させているのは誰でしょうか。それは今生きているどこかの人間です。あなたと同じ人間です。そんなことを言うと必ず「いやぁ、そういう人間は特殊なんだ、特別な人間だ」等々と言います。はっきり言って特殊でも特別でもありません。まったくあなたと同じ人間です。頭一つ、手は二本、足も二本、目は二つ、鼻は一つ、口も一つ、耳は二つ等々、まったくあなたと同じモノを持っている人間なのです。
進歩とはどういうことでしょうか。進歩とは「物事が次第により良いほうや望ましいほうへ進んでいくこと」と辞書にあります。それではまったく同じ人間である、どこかにいる人間がなぜ進歩させているのでしょうか。その違いはどこにあるのでしょうか。それはずばりあなたと「心の姿勢(心構え)」が違うからです。いや、そんな簡単なことではないでしょう、とあなたは思ったと思います。しかし、その答えはあなたが否定した「心の姿勢」なのです。人生はたったこの四文字で大きく違ってくるのです。 あなたをすべて否定的に縛り付けている犯人は「自らあなたの頭に張りめぐらしている目には見えない心のバリア(障壁)」です。その心のバリアを解除してくれる薬は何でしょうか。それは・・・・「前向き肯定的な心の姿勢」なのです。もし、あなたが今「後ろ向き否定的な心の姿勢」であるならば今すぐ「前向き肯定的な心の姿勢」にチェンジしましょう。そのチェンジの基本は下記の図のように、まずはGFIT法で人生の土台となる岩盤をしっかりと形成して、人間の善性に目覚めた明るい心で実行することが要(かなめ)となります。なぜならば、そうすることによって鬼に金棒となるからです。
実は「前向き肯定的な心の姿勢」はあなたの頭に自ら張りめぐらしている目には見えない「心のバリア(障壁)」を解除してくれる「バリア解除薬」です。
よく私たちは「あなたの心構えがなっていない」ということを言います。すなわちこれは「あなたの心の姿勢が間違っている」ということを指します。それではそれを改善するにはどうしたらいいのでしょうか。それは「前向き肯定的な心の姿勢」という考え方にまずは舵を切り心のバリアを解除し、あなたの人生をより良い方向(進歩)へと導いてくれる「成長の門」を開けてください。そうしないとあなたの頭の中には何も入っていけません。どんなに宝の山の本等があったり、どんなすばらしい講演等を聞いたりしてもこの門を開けない限り、その情報等は頭の中に入ることが出来ないのです。それほどまでに「前向き肯定的な心の姿勢」は最重要なのです。何はさておきまずは「前向き肯定的な心の姿勢」です。「心の姿勢」が「前向き肯定的」に変わるだけであなたの抱えている問題はほぼすべて良い方向へと向かうこととなるでしょう。それほどまでに「心の姿勢」は重要なのです。
例えば、あなたが前から先輩によく仕事のことでガミガミ文句を言われていたとします。しかし、あなたはなかなか改善しようとしません。しかし、ある日にその仕事のミスで足にケガをしたとします。そしてそのケガを治すために医者に行き治療して治ったとします。しかし、ケガをしても依然と変わらない調子で仕事をやり続けています。そして前と同じく先輩からガミガミ文句を言われ続けています。これでは全く進歩がありません。
あなたが進歩するにはどうしたらいいのでしょうか。それは「ケガをしたことによって今までの仕事のやり方が間違っていたと感じて、今度治ってから仕事に対する心の姿勢を変えよう」と決意することです。その決意をすることによって今まで先輩より遅く出勤していたのを先輩よりも早く出勤し、きょう一日の仕事の段取りを決めておくようにします。もちろん準備も一人でやります。そうすると先輩はそんなあなたを見て「変わったな」と感じるはずです。そこにあなたの進歩があるのです。この心の姿勢を変えただけで仕事に取り組む意欲も違ってきます。そうすると仕事の内容を今までより早く正確に身に着けることが出来るようになります。そのことによって今までガミガミ文句を言われたのも減少してきます。むしろ今度は先輩のほうから優しい言葉で仕事の正しいやり方を親切に教えるようになる可能性が大きくなります。そして先輩のほうから「今度飲みに行かないか」等と誘いがかかるかもしれません。そうすれば人間関係も良い方向へと向かうかもしれません。そうなれば先輩から仕事以外のこともいろいろ教えてもらえるかもしれません。人間とはそんなものなのです。ひとえにあなたの「心の姿勢」一つだ、ということです。良い方向に向かう一つの例です。
この例からも解るとおり、「前向き肯定的な心の姿勢」は「成長の門」なのです。良い方向へいくにはすべてこの門をまずは開けることです。この門を開けるには、ただ心の姿勢を変えるだけでいいのです。そこから新しい世界が開けます。このことは、現状を直視したとき、何も見えていなかった世界が一変する立ち位置に立ったことを意味します。やる気になれば今からでも出来ます。
「私自身欠点等が多く、完璧な人間でないくせに、それを棚に上げて、毎日接する人間に完璧さを求めて挨拶も話もしないで、私はその人間の欠点ばかりを責め続けていた傲慢な人間だった、これからはどんな人間にもまずは敬意と感謝を持って接しよう」「俺は後輩の欠点ばかり見てしまってすぐ怒ってしまう、明日から良いところを見てほめるようにしよう」「俺はどうも一匹オオカミ的なところがある、それではだめだな、明日からみんなの中に自ら飛び込んで融和をモットーとしよう」「なかなか私は素直になれない、これでは進歩も発展もない、明日から素直になろう」「私は自分の考えが一番だと考えていたが、この世の中にはいろいろな考えがある、明日から図書館へ行って人の書いた本を積極的に読んで勉強しよう」「俺はそもそも根本的に考え方が間違っていたので今刑務所にいる。今から刑務所にいる間に人間業を一から勉強し直して、精神的向上と人格の陶冶に努め、りっぱな人間に生まれ変わろう」等々とちょっと「心の姿勢を変えるだけ」で見えてくる世界は違ってくるのです。
◎まとめ ※ 成長するための行動は、まず第一歩を踏み出すことからです。知識等の吸収は、まずは本の1ページ目を開くことです。さぁ、今日からあなたも勇気をもって0から1へ進みましょう。
心の姿勢を変える
→人間関係等改善へ
→頭に入る情報量が多くなる
→今まで考えつかなかった価値等を発見できる
→新世界が開けてくる
※「0から1への壁」・・・この壁を破るのは簡単ではありません。なかなか、実行できません。なぜならば、人間は「今の流れ」に流されたほうが楽だからです。「0から1へ」というのは流れを変えることにほかなりません。ですから、実行するには時間がかかります。 人によってはすぐに実行できる場合もありますが、現実は簡単ではありません。しかし、頭の片隅にそのことを常に気にかけていれば、いつか「0から1への壁」を破ることが出来ます。なかなかすぐに取りかかることができないのが人間なのです。しかし、いったん取りかかることが出来ればしめたものです。
※ ある日、ある工事現場を見学していたら、そこで働いているベトナム人の若者に出会いました。そして次のようなことを彼に言いました。「日本で働いて修行し、将来はベトナムに帰って事業を立ち上げる夢を持って頑張ってください」と。そしたらそのベトナムの若者は「無理、無理」と言いました。筆者は心の中で「自分で何もしないのに、勝手にもう決めつけている。これでは日本から何も学んでいけない。お先真っ暗だ」と思いました。あなたもこんな気持ちで働いていませんか。人間は考えた通りになる生き物です。どうせ働いているなら夢を持って働きましょう。自分で無理と考えたらそれで終わりです。何も身につきません。筆者はこの時、「心の姿勢がすべてを決める」ということを、あらためて確信しました。